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日本好きな米国人が作った“超和式温泉”をサンタフェで体験した

9/21(土) 15:51配信

週刊SPA!

 昔から親しまれている日本の文化、温泉。広く世界を見渡しても、独特のサウナ文化で知られるフィンランドなど、その土地ならではの魅力溢れる温泉やサウナが多数あります。

【写真】⇒22ドルの日本風弁当

 アメリカでは、ネイティブ・アメリカンの湯治場として使われてきたアーカンソー州ホットスプリングスが有名ですが、アメリカ南部ニューメキシコ州の州都サンタフェで、ひときわ異彩を放つ存在が「Ten Thousand Waves(萬波)」。

 地元民のみならず、海外から愛好者が訪れるほどの観光名所になっているというこの温泉施設(正確には温泉ではなく、地下水を沸かしている)。日本びいきのオーナーがイチから計画し、作り上げたという、まさに夢のような場所。今回、記者が現地取材してきました。

サンタフェなのに、まるで日本の温泉宿

 地元の玄関であるサンタフェ空港(市営)に到着し、自動車でニューメキシコ州ルート599(ハイウエイ)を移動すること、およそ30分。サンタフェ中心街からハイド・メモリアル州立公園に向かう道中、木々に隠れて、うっかりすると見過ごしてしまいそうな場所に突如として出現します。

 駐車場からの長い階段を上がると、建物が見えてきます。吹き付けの白い塀に、和瓦まで備え付けられており、見た目は完全に日本の和式建築。入口付近には、まだ建設中のようですが、日本の仏閣で見かける高い塔婆まであります。

 入り口の階段を上がると、受付とギフトショップを兼ねたエントランス。外観こそ日本の銭湯ですが、内部はかなり広々とした造りで天井も高いです。手ぬぐい、化粧品、食品などさまざまなアイテムが揃っていて、見ているだけで楽しめます。

 前日に貸し切り風呂を予約しておいたので、この日は受付にあるタブレットを使って簡単に手続きを済ませて、浴場の鍵と浴衣を受け取ります。ちなみに料金は1人あたり約6400円(60ドル)。

 エントランスから先に進むと、目の前にはまるで日本庭園のような空間が。木造の廊下や扉が、まるで迷路のように入り組んでいて、英語表記の標識だけだと迷路になってしまいそうです。

 それにしても、サンタフェの独特なメキシコ風の街並みにおいて、萬波の木造建築は異彩を放っています。日本人のスタッフも何人かいるようですが、誰が建てているのでしょうか?

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最終更新:9/27(金) 14:06
週刊SPA!

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