ここから本文です

「バーチャル×ファッション」で独自の世界観を描く  企画サークル「モリオン航空」インタビュー

9/22(日) 18:02配信

KAI-YOU.net

バーチャルYouTuber(VTuber)によるファッションランウェイイベント・FAVRICが9月29日(日)に幕張メッセで開催される。

【画像】変幻自在のVRファッション

樋口楓さん、ピンキーポップヘップバーンさん、MonsterZ MATEらが出演するイベントでは、様々なデザイナーとVTuberがコラボレーション。

ファッションを中心に音楽や舞台演出などを通じて、新しい時代のエンターテインメントを展開する。

今回は参加デザイナーから、VTuberユニット・KMNZの舞台衣装をデザインするモリオン航空の2人にメールインタビューを敢行。

キャラクターデザイン・イラスト・設定をモグモさんが、原案・企画をHISADAKEさんが、担当するモリオン航空は、これまで「永久×バレット」や「ケモノファブリック」など独自の世界観を持つ作品をネット上で発表してきた企画サークルだ。

インタビューでは、その魅力的なイラストのルーツを探りつつ、「バーチャル時代のファッション」をテーマに、バーチャルとファッションの関係性に迫っていく。

イラスト制作のきっかけは「東方Project」

──イラストを始めたきっかけは何でしょうか?

モグモ きっかけは「東方Project」の二次創作からだったと思います。2010年くらいに、pixivなどでの創作活動が一気に盛り上がった時期でした。

──美大や専門学校などで学んだことはありますか?

モグモ 絵やCGについてはほぼ独学です。ネットのチュートリアル動画や書籍などから学んでいきました。

──影響を受けたジャンルや作品、クリエイターはいらっしゃいますか?

モグモ (『天上天下』『エア・ギア』などの作者)大暮維人さんの絵には何度も衝撃を受けてきました。線の美しさ、大胆なパースの取り方、斬新な表現など、いつ見ても素晴らしいです。

独自の世界観を生むモリオン航空

──ご自分にとって、転機となった作品、あるいは、ご自身として最も気に入っている作品を選んでいただくことはできますか?

モグモ 「ケモノファブリック」ですね。何度か作品を公開して、同人誌を2冊出したあとも、この作品から私やモリオン航空を知ってくださった方がたくさんいらっしゃいました。

──「バーチャル × ファッション」という視点で、注目しているクリエイターはいますか?

HISADAKE 特定の方、というわけではないですが、VRChatで架空のストーリーや設定をつくって各自のキャラを持ち寄り、TRPG(テーブルトークRPG)のようにコミュニケーションを取りながら遊ぶ文化に注目しています。

自らが所属するチームごとに、ファッションが傾向していく現象が面白くて、そういう意味ではストリートっぽいですね。

──企画サークル・モリオン航空では、「永久×バレット」や「ケモノファブリック」など、細かな設定による世界観の構築を行なっていますが、こだわっていること・大事にしていることはありますか?

モグモ 情報量のバランスに気をつけています。イラストから読み取れる情報を壊さないように、モリオン航空のHISADAKEと設定をキャラクターに付けています。

HISADAKE 近い未来に実際に達成されそうな技術と、受け継がれてきたサブカルチャーを両方組み込むことで、存在しない架空の歴史アーカイブとしての説得力を上げています。

同時にあまり固くならず、2人が思う「面白いこと」を尊重しつつ、楽しみながらつくることが重要だと思っています。

1/2ページ

最終更新:9/22(日) 18:02
KAI-YOU.net

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事