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ランボルギーニ新型ハイブリット・スーパーカーが登場。開発部門トップが「シアン FKP37」を語る!

9/22(日) 21:11配信

GQ JAPAN

ドイツで開催されているフルンクフルトモーターショーにおいて、現地時間9月10日、ランボルギーニは同社初のハイブリッド・スーパーカー「シアン FKP37」を公開した。急遽追加されたFKP37という名も含め、ランボルギーニはこのシアンに対して並大抵ではない熱量をかけているのは確かだ。そこでランボルギーニの最重要人物とも言える開発部門トップのマウリツィオ・レッジャーニに話を訊いた

【写真を見る】シアンの細部をチェック!

シアン FKP37という名に込めた思い

「シアンとはボローニャ地方の古いスラングで、稲妻の光を意味しています。イタリア人はもちろん、ボローニャの人でも今、この言葉の意味の分かる人は恐らくもういないんじゃないでしょうか(笑)」。

ところはフランクフルトショーのランボルギーニブース内。階段を上がったラウンジの個室で、マウリツィオ・レッジャーニは笑顔で語り始めた。彼は98年にアウディ傘下となったランボルギーニ社においてムルシエラゴの開発責任者を皮切りに、以降すべてのモデル開発に関わっており、今では開発部門のボス(テクニカル・チーフ・オフィサー)でありナンバー2としてCEOのステファノ・ドメニカリと並んで“会社の顔”とも言うべき存在である。アウディ傘下以降の大躍進を支えた、そして全てを知る人物だと言っていい。

ランボルギーニ初のハイブリッドスーパーカーに、伝統に則った闘牛の名前ではなく、ボロネーゼのスラングを使った。思い出すのはクンタッチ(カウンタック)の故事だ。ベルトーネのスタジオがあったトリノ、近郊の村の納屋で急ぎ仕立てられたプロトタイプは、ピエモンテ地方の古い方言で“すごい!”という意味のクンタッチと名付けられることになった。そのクルマによってランボルギーニのブランドイメージが確立され現代に至っている。ランボルギーニが初のハイブリッドモデルを世に送り出すに当たり、そこにクンタッチ当時と同じくらい“熱量”を込めて新世代の到来を高らかに宣言したかった、と察すれば、シアンというネーミングにも納得がいくというものだ。

ちなみに、サブネームとして急遽、FKP37という見慣れない文字数字が加わっている。これは、8月末に亡くなった1937年生まれのフェルディナント・カール・ピエヒ氏(FKP)を追悼するもので、「99年のアウディによるブランド買収が、今日の再生のきっかけであったことに感謝するものです」(レッジャーニ氏)、ということらしい。

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最終更新:9/22(日) 21:11
GQ JAPAN

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