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【修斗】高谷裕之が12年振り修斗参戦も世界王者・斎藤裕に1R KO負け

9/22(日) 22:12配信

ゴング格闘技

9月22日(日)、後楽園ホールにて「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦 Supported by ONE Championship」が行われた。

【写真】崩れ落ちる高谷に斎藤がダメ押しのパウンド

セミファイナルでは、元DREAMフェザー級チャンピオンの高谷裕之が、現修斗世界フェザー級王者の斎藤裕とノンタイトル5分3Rで対戦した。

▼セミファイナル 第7試合 フェザー級 5分3R
○斎藤 裕(65.8kg/同級世界王者/パラエストラ小岩
[1R 1分17秒 KO]
×高谷裕之(65.8kg/EXFIGHTFARM) ※


7月22日の後楽園ホールのリング上から12年振りの修斗参戦を宣言した高谷裕之(EXFIGHTFARM)。当初は宇野薫、リオン武という修斗を、 ひいては日本MMAを代表するレジェンドを立て続けに破ったデュアン・ヴァン・ヘルフォートとの対戦が浮上していたが、前回のリオン武戦での怪我の為、実現不可能となってしまった。

高谷の対戦相手は誰になるのか? と暗礁に乗り上げた形となったが、そこで世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が自ら名乗りを上げた。

2019年5月のプロ修斗30周年記念大会では初参戦となったオランダのアギー・サルダリと対戦した斎藤。ローキックを軸に下半身から揺さぶり崩していく戦法でアギーのヒザを破壊するも、フィジカル面で勝るアギーのプレッシャーを跳ね返す事が出来ず痛い黒星を喫した。

しかし、今回、高谷との対戦を決意した裏にはやはり修斗王者としての斎藤の決意とプライドが見える。本来なら10月13日のONE Championship日本大会で行われるPANCRASE(※現フェザー級王者はISAO)との対抗戦に出場していてもおかしくはない。対抗戦に出場出来ないならば修斗のリングで更に熱い戦いをするだけだ、という意思の現れだろう。

寡黙な王者というイメージの斎藤だが今回の高谷戦には並々ならぬ決意を感じずにはいられない。

一方の高谷は2003年にプロ修斗でデビューしてから16年。常に強い相手を求め、その歩みを止める事はなかったが、いよいよそのキャリアの終焉を迎える日が近づいている。

今回の参戦も「若い選手達に何かを伝えたい」との思いが強く、自身の今と、修斗の今を感じ、そして己が歩んだ道を伝え残して行く場所として修斗のリングを選んだ。

「名乗りを上げた」という世界王者・斎藤裕とのいきなりの対戦に、高谷は何を伝承するのか。1989年に後楽園ホールでプロフェッショナル修斗が旗揚げされて30年。かつてステファン・パーリングを左ハイでKOした、あの後楽園に戻って来る高谷にとっての修斗伝承とは? 高谷は「現役生活はそんなに長くないと思うので、残りの試合は一生分のフル真っ向勝負でスッコスコに暴れてやりますよw」と真っ向勝負を予告している。

その高谷を相手にこの8年間の軌跡をぶつける斎藤は、「高谷選手に対して最高のコンディション、最高のモチベーションで試合に挑みます。9/22は激闘で勝って全てを持っていく」と意気込みを語っている。

1R、ともにオーソドックス構え。詰めるのは高谷。斎藤は左ミドル。しかしパンチの距離に入っていく高谷。

しかし斎藤は右の打ち下ろしをガードの上からヒットさせると、高谷がグラつく。すぐに斎藤はラッシュ! 首相撲からヒザを突くと、高谷をパワフルに右で突き放しコンパクトに左右のラッシュ! 崩れ落ちた高谷。レファリーが間に入った。

高谷の対日本人のKO・TKO負けは2009年12月31日の小見川道大戦以来、約10年ぶり。

試合後、斎藤はケージのなかでマイクを握り、「会場の応援に背中を押されました。最高の声援です。まだまだ上を目指してやっていきます!」と力強く語った。

最終更新:9/22(日) 22:13
ゴング格闘技

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