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心が一気にポジティブになる「10秒ジャンプ」のすすめ|イライラしない本

9/22(日) 6:05配信

幻冬舎plus

齋藤孝

心穏やかに毎日を過ごしたいのに、ついイライラしたり、モヤモヤしたり、カッとなったり……。みなさんにも、心当たりがあるのではないでしょうか? そんな方におすすめなのが、テレビでもおなじみの教育学者、齋藤孝先生の『イライラしない本』。心を整え、感情をコントロールする方法が満載の本書より、今日から試せるノウハウをご紹介します!*   *   *

心と身体はつながっている

人に会う前に、十秒間ジャンプしよう──就活の面接を控えた学生には、よくこんなアドバイスをします。

そんなに高く跳ぶ必要はなし。軽くトントンと飛び跳ねるくらいでかまいません。それだけで肩の力が抜けて、身体のこわばりが緩み、身体が少しポカポカしてきます。

こうして身体がほぐれた状態で人に会うと、自分自身の朗らかさは、少なくとも二割はアップすると私は考えています。

身体と心はつながっています。身体を温めることで、心のこわばりもほぐれてくる。不安や緊張というネガティブ感情も抑制されて、心穏やかになれるというわけです。

寒い場所では身体もこわばり、心もなぜか沈みがちになります。身体が冷えると、人はネガティブ感情を持ちやすくなります。

逆に、温泉に浸かって温まったり、スポーツで汗を流したりすると、リラックスできポジティブな感情が膨れあがってきます。身体が温まっているか、冷えているか。それが人間の感情を大きく左右しているのです。

身体を温め、身体をほぐすことで、感情の滞りを溶解させていく。それを実践しているのがヨガです。

現代社会に生きる私たちは多くのストレスを抱えていて、そのストレスから自分を守ってくれる最後の砦は、実は自分自身の身体に存在しているのだ、と思えてきます。

すると、ザワついていた感情は平穏になり、ネガティブな感情が霧散していく。心と身体、感情と肉体、そのバランスを維持する力も高まってくるのです。

十秒ジャンプにしてもヨガにしても、共通しているのは、心の調子が悪くなったら身体からアプローチをかけていくという考え方です。

心と身体の問題を分断して考えず、常にリンクさせ、バランスを保っておく。これも非常に効果的な感情整理の方法なのです。

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最終更新:9/22(日) 6:05
幻冬舎plus

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