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雅子さまと美智子さま、二人のプリンセスを育てた名門・雙葉学園の教えとは?

9/22(日) 14:30配信

webマガジン mi-mollet

6月27日、皇室ではフランスのマクロン大統領夫妻をお迎えして昼食会が開かれました。その日の雅子さまは、ライトブルーのスーツに身を包み、夏の暑さを感じさせない涼しげな装い。さらに目を引いたのは、天皇陛下のネクタイが雅子さまのスーツとお揃いの色だったことです。お二人そろってのライトブルーが映え、とても爽やかな印象でした。

雅子さまのフォトギャラリー

お揃いコーデといえば、かつて美智子さまも、上皇陛下とお揃いの色遣いのファッションをよく楽しまれていらっしゃいました。
「雅子さまと美智子さまのお揃い」は、ファッションの他にも! 実はお二人とも、雙葉学園をご卒業されているのです。あまり知られていないこのご縁について、今日は少しお話いたしましょう。

 

2歳から8歳までを海外で過ごした雅子さま

外交官である父の本省勤務に伴って、2年10カ月のニューヨーク生活を終えて帰国した雅子さん一家。モスクワ時代と合わせると、6年近い海外生活でした。
「三つ子の魂百まで」といいますが、2歳から8歳という、雅子さんの人格形成にとってもっとも重要な時期に雅子さんは海外生活をしていたのです。

その間、家庭では純日本式の生活をし、昼間はいわゆる日本人学校ではなく、その土地の公立学校に通って現地の子どもたちと対等に過ごしていました。そのことが、その後の雅子さんの人生観や考え方に大きな影響をもたらしたのでしょう。

東京に帰ってきた雅子さん一家は、新宿区にある外務省官舎に住むようになります。雅子さんは区立富久小学校2年に編入しました。
母の優美子さんは、いずれ日本での生活に慣れてきたら、雅子さんを田園調布雙(ふた)葉(ば)学園に編入させたいと考えていました。田園調布雙葉学園は、母の優美子さんの出身校でもあったのです。

田園調布雙葉学園入学を目指す

そのころ、友人の一人から、
「雅子ちゃんは、インターナショナルな学校に入学させた方がいい」
と言われたときに、優美子さんはこう答えています。
「まず日本人でなくてはいけないと思うの。日本の歴史や文化を理解したうえで国際的なことが身につくならいいけれど、根なし草のような中途半端な日本人ができあがったら困ります。だから、雙葉にお願いしたいのよ」

とはいえ、名門私立学校の編入試験は非常に難しいもの。そこで、優美子さんはつてを頼って、編入試験を受けるために和田育子先生のレッスンに通わせることにしました。
和田先生は、戦前から終戦の年の秋までの7年半、東京・四谷の雙葉付属幼稚園に勤務していました。その後、自分の子育てがひと段落してから、雙葉学園への入学を希望する子どもたちの指導を行っていたのです。

和田先生は、かつて幼いころの美智子さまも教えたことがありました。美智子さまは幼稚園から小学校までを雙葉学園で学ばれました。幼稚園で美智子さまを教えていたのが、和田先生です。
和田先生は、美智子さまの幼いころの様子をこう語ってくれました。
「美智子さまは協調性があって、お友だちと仲よく遊んでいらっしゃいました。お髪がくるくるカールしたお子さまで、幼稚園でございますから特別な授業はございませんでしたが、折り紙、お絵描き、なんでも上手になさいました」

なんと、戦後の二人のプリンセスが和田先生のもとから誕生したのです。和田先生ご自身も、雅子さんが皇太子妃に決定したというニュースに接したとき、不思議なご縁に感慨深かったといいます。

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最終更新:9/22(日) 14:30
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