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大学教授が教える「株式投資で利回り年率20%」を狙う方法

9/22(日) 8:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

株式投資において「配当重視型の長期投資(パッシブ投資)」は、いわば王道ともいえる手法であり、初心者だけでなく、経験を積んだ熟練者にも適しています。まずは投資対象企業の見極めと、一定の基準に基づいた銘柄の選定法を学びましょう。本記事では、パッシブ投資のメリットと、配当と売却益の両取りで収益を増大させるテクニック、実際に購入する株の選定基準等について解説します。

インカム&キャピタルの両取りで、大きな利回りを期待

これまでの私の著作においても、配当重視型の長期投資(パッシブ投資)の考え方についてはすでに論じてきています。このパッシブ投資は株式投資の王道をいくものであり、初心者にも適している上に、初心者の対極をなす奥義を究めた投資家にも向いていると思います。また、いわゆる「老後のための」株式投資としても有意義なものであると考えています。

ここでは、パッシブ投資についてまとめておきたいと思います。

パッシブ投資というのは、基本的に配当重視型の長期投資です。ですから、受取配当(インカムゲイン)を中心に据えて投資するのですが、インカムゲインだけではなく、売買益(キャピタルゲイン)も考慮に入れて、それらの両取りを狙います。すなわち、原則的には配当の受取(インカムゲイン)を中心的な目的として投資するので、長期的な投資スタンスを採ることになるのですが、ずっといつまでも保有し続けるだけではなく、一定の高値になった時には売却して、売買益(キャピタルゲイン)も実現させます。

詳細は後述しますが、目標の配当利回りは、税込みで「3%~5%」です。3%~5%の配当を受け取りながら、比較的長期で保有し、目標配当利回りのおよそ10倍、すなわちおよそ「30%~50%」のキャピタルゲインを得られるようになったら一旦売却して、キャピタルゲインも実現させます。

銘柄によっても異なり、長いものでは4年くらいの周期で安値と高値を往復するものもありますが、多くの場合、安値と高値を往復する周期は2年ぐらいです。ですから期待利回りは、2年間で計算すると、

「3%~5%」×1年+「30%~50%」=「33%~55%」

となります。ここでは「保有期間」を1年、「非保有期間」を1年として計算してあり、配当利回りの「3%~5%」は保有期間である1年分だけで計算してあります。

これを複利も加味して年率で換算すると、年率の利回りはおよそ「15%~25%」となります。税引き後で「12%~20%」です。この利回りは「売ってから次に買うまでの非保有期間」も含めた利回りです。保有期間だけの利回りにしてしまえば、「1年で33%~55%」ということになります。

インカムゲインとキャピタルゲインの両取りを狙うことで、インカムゲインだけでは期待できない大きな利回りを期待することができるというわけです。

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最終更新:9/26(木) 14:30
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