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あなたを軽蔑します…妻が遺言書に「夫への恨み」を記したワケ

9/22(日) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

遺言書の中で、法的な面ではなく、家族に伝えておきたいことなどを注記するものを「付言事項」といいます。終活という言葉が広く認知されるようになり、相続対策のために遺言書を残す人は増えたものの、この付言事項を疎かにしてしまっては、残された家族に「自分の本当の気持ち」が永遠に伝わらなくなってしまいます。そこで本記事では、大坪正典税理士事務所の所長・大坪正典氏が、実際の事例をもとに、付言事項を残す大切さを解説します。

付言事項では愛する人への思いを率直に伝えるべき

付言事項では、配偶者や子供など愛する人たちへの率直な思いを何らかの形で伝えておくことが望ましいでしょう。

故人が残した思いは何らかの形で残された人たちにも引き継がれていくことになります。それが残された人の新たな、しかも前向きな方向へと向かう人生のステップにつながるきっかけともなるでしょうし、さらにはその人が社会に働きかけていくという形で、社会が動き変化していくことに結び付くことになるかもしれません。

人の思いは、そのような意味で、残された人たちに伝えられることによって、この世界に生き続けていくことになるのです。

付言事項は、その人が残す文字通りのラストメッセージになります。だからこそ、型通りの、紋切り型の言葉ではない、自分の言葉でありったけの思いを伝えてほしいと思います。普段は使わないような言葉、気恥ずかしいと思うような言葉でも構わないでしょう。

たとえ、そのような言葉を使っても、「お父さんは意外とロマンチストだったんだな」と子供達はむしろ評価してくれるはずです。あるいは、「さすがお父さんだ。最後に締めるところはしっかりと締めてくれた」と思うかもしれません。最後まで格好いい親だったことを、子供は誇りに思うはずです。

そして、人はいくつになってもほめてもらいたい、自分の存在を認めてもらいたいという気持ちを失わないものです。いや、むしろ、子供のときと違って、ほめられるような機会が少なくなるだけに、なおさらそのような思いを抱くようになるものです。ですので、少しでもほめられるところがあるのならば、最後に付言事項でいっぱいほめてあげましょう。ほめられる者にとっては、それが最後の機会となるのですから。

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最終更新:9/22(日) 12:00
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