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鎌田大地の長所と短所は? フランクフルトのサポーターが持論「丁寧であるが故に…」

9/22(日) 10:30配信

Football ZONE web

【現地発】鎌田の背番号「15」を着用するフランクフルトサポーターの期待 「将来への投資さ!」

 フランクフルトのMF鎌田大地は現地時間19日、「DAZN」が全試合を独占放送するUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ初戦のアーセナル戦で先発フル出場を飾った。ホームで0-3と大敗を喫したが、試合前、フランクフルトサポーターに鎌田について尋ねると、23歳の日本人アタッカーがピッチ上で見せる長所と短所について持論を展開した。

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 5万人の収容人数を誇る本拠地コメルツバンク・アレーナはほぼ満員となり、キックオフ直前にはゴール裏のスタンドに巨大なドイツ国旗のコレオが登場。ホームの大声援を後押しにフランクフルトが序盤から怒涛の猛攻を仕掛けるも、前半38分に先制弾を奪われる。また、後半34分には退場者を1人出したことで数的不利に陥り、同40分、42分と立て続けに失点を重ね、結果的に0-3と惨敗を喫することになった。

 試合前、開場を待つサポーターを見回すと、背番号「10」のセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ、背番号「19」のDFダビド・アブラーム、そしてそれに次いで背番号「20」の元日本代表MF長谷部誠のユニフォームが目立っていたなか、鎌田の背番号「15」を着用するサポーターもちらほら見かけた。そのなかの1人であるゲラルトさんに声をかけ、なぜ鎌田のユニフォームを選んだのかについて尋ねると、「将来への投資さ!」と笑顔で答えた。

 鎌田の特長については、「彼の持ち味は、ボールコントロールにある。体をぶつけられても、安易にボールを失わないんだ。フランクフルトには手荒なプレーでロストするアタッカーが多いんだが、鎌田は非常に丁寧な選手だ」と称賛。また、「彼には最低でも5年間はフランクフルトを引っ張る存在になってほしい」と、今後チームの顔として飛躍を遂げることに期待を寄せていた。

鎌田に要求 「どんどんシュートを打ってもらって構わないんだよ!」

 一方、「丁寧であるが故に、ミスを恐れているのか、カウンターのチャンスの場面などで、判断にやや時間がかかってしまっている。『ヘイ! そこは突っ込んでいってくれ!』と思っても、手堅いパスの選択肢を選ぶ傾向がある。我々は上手いチームではないから、どんどんシュートを打ってもらって構わないんだよ!」と、現状の鎌田が抱える課題についても見解を示している。

 アーセナル戦でも2トップの背後のポジションでリンクマンの役割を務め、プレーメーカーとしてチームの舵を取り、重要な局面でコーナーキックやフリーキックのプレスキッカーを任されていた。その一方で、フランクフルトが迎えた数多くの決定機にはなかなか絡めず、ゴール前に顔を出す頻度もやや少ない印象が残った。

 それでも、ELに出るほどのクラブでトップ下のポジションを託されている事実は、信頼と期待の表れであることは確かだろう。

Football ZONE web編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku

最終更新:9/22(日) 10:30
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