ここから本文です

ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクはなぜ多くの世界的デザイナーを輩出しているのか(前編)

9/22(日) 22:00配信

WWD JAPAN.com

ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)が8月、新たなファッションコンペティション「ビッグ デザイン アワード(big design award)」のために来日した。ウォルターといえば、自身のブランド「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」を手掛ける一方で、アントワープ王立芸術アカデミーのファッション学科長も務める。自身もアントワープ王立芸術アカデミーを卒業しており、同校を卒業したデザイナー6人で“アントワープシックス”と呼ばれるなど、80年代から今なお、パリでコレクションを発表し、クリエイションをけん引。指導者としても実績を残しており、多くの世界的デザイナーを送り出している。なぜ、デザイナーとしても指導者としても世界のトップで居続けられるのか。多彩な顔を持つウォルターにデザイナーとして、指導者として、審査員としてなどの話を聞いた。今回はその前編。

【画像】ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクはなぜ多くの世界的デザイナーを輩出しているのか(前編)

WWD:今回、「ビッグ デザイン アワード」の審査員を務めるが、審査をする上で重視していることは?

ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(以下、ウォルター):私はあまり審査員を引き受けないのだが、今回は私の元生徒のミキオ(坂部三樹郎「ミキオサカベ」デザイナー)とユウスケ(デザイナーの発知優介)が携わっているので、彼らをサポートしたいと思い引き受けた。審査の際は、その場の直観を大事にしている。作品を見て、まずデザイナーの感性や輝き(スパーク)を感じ取り、その後で話をしたりしてより深く理解していくようにしている。

WWD:それはコンセプトも重要になってくるということか?

ウォルター:重要なのは、まず作品を見たときに何かを感じられるかだ。その後でより深く掘り下げて、作品のコンセプトやアイデア、それらをどのように服に反映しているのかなどを見ていく。しかし、まずは直観的に何かを感じられること、感情を揺さぶられることが大切だ。

1/3ページ

最終更新:9/23(月) 22:07
WWD JAPAN.com

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事