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楽天・渡辺佳明 「孫」の肩書はいらない/ドラフト下位入団選手の今

9/23(月) 12:01配信

週刊ベースボールONLINE

 ドラフト6位にもかかわらず、キャンプ前から地元メディアに注目されていたのが渡邊佳明だ。明大4年秋、首位打者を獲得した逸材。だが注目された理由は、それだけではない。バックボーンによるところが大きかった。

 祖父は中日・松坂大輔ら多くの名選手を育てた横浜高の渡辺元智前監督。開幕前は「名将の孫」として、注目されることが多かった。しかし、血縁で試合に出られるほどプロは甘くない。当然のことだが、道は実力で切り開いた。

 自慢の打撃を生かそうと、キャンプから不慣れな外野の守備にも挑戦。すると5月19日に一軍初昇格。5月23日の日本ハム戦(札幌ドーム)に「九番・三塁」で初先発を果たすと、5回の第2打席でプロ初安打を放った。

 6月以降はレギュラーに定着。バットコントロールも非凡だが、何より光るのが勝負強さだ。9月22日の時点で打率は.232ながら、得点圏では52打数22安打23打点。得点圏打率.423と結果を残している。

 チャンスで強い理由について本人は「狙い球を絞っているから。それに尽きますね。仮に変化球を待ったとして、直球が来て三振をしても後悔はしません」と語った。

 内外野を守れるユーティリティープレーヤー。平石洋介監督は「内野もさまざまなポジションを守れて、外野も守れる。そして打撃も粘り強い」と評価する。できることなら、純粋に1人の選手として注目してほしいと思う。間違いなく、楽天の未来を担う選手の1人だ。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:9/25(水) 12:42
週刊ベースボールONLINE

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