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盲腸で750万円!?高額すぎる海外の医療費事情

9/23(月) 12:00配信

ハルメクWEB

海外で病気やケガをすると、言葉の壁を含め大きく勝手が違います。日本では数千円で済む医療費も海外では数万円となり、海外旅行傷害保険に加入していないと、まさに桁外れの金額が請求されることも。

治療費が払えないと受診もできない

海外旅行に行く際、出国前までは元気でも、長時間のフライトや、日本と現地との気温差など、海外で健康状態が悪くなると、医師の治療を受ける必要も出てきます。国民皆保険制度の日本では、それほど高額ではない治療であっても、海外では予想以上に高額になるケースがしばしばあります。

以前、筆者が夜便でハワイに行ったとき、朝、機内で目が覚めるとくしゃみと鼻水が止まらない状態になり、到着早々にクリニックに駆け込みました。アレルギー性鼻炎ということで、薬を処方されましたが、治療費は約300ドル、当時のレートで3万2000円ほどかかりました。

日本国内なら、2000円かからないと思います。海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持っていたので、支払った治療費は保険金として戻ってきましたが、治療を受ける前に、保険に入っているかどうか尋ねられました。

つまり、いますぐお金を払えない人は、受診してもらえないということです。

ニューヨークでは救急車も有料で3万円!

筆者の場合は、300ドルくらいで済んだのでまだよかったのですが、病気やケガによっては、もっと高額な医療費がかかります。
平成29年に外務省が公表した「世界の医療事情」で、医療費がどのくらいかかるのか、みてみましょう。

例えば、米国ニューヨークの医療費は驚くほど高額です。その中でも、人気の観光地であるマンハッタン地区の医療費は、他の区に比べ2倍から3倍ともいわれており、一般の初診料は150~300ドル(日本円で1万6000~3万2000円)ほど。専門医を受診すると200~500ドル(2万円強~5万円強)、もしも入院するような場合、室料だけで1日数千ドル(数十万円)を請求されます。

電話番号911にて救急車を呼べますが、この場合搬入先の指定はできません。また救急車はすべて有料で300ドルほど費用を請求されます。

日本語が通じるような病院に行きたい場合は、タクシーを使って自力で行くか、希望先の医療機関の救急車を呼び搬入してもらうことになります。

急性虫垂炎(盲腸)で入院して手術後に腹膜炎を併発したケース(8日間)では、なんと7万ドル(約750万円)、ケガも同様で、腕の骨折で入院治療(1日間)は1万5000ドル(約160万5000円)という請求が実際にされています。

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最終更新:9/23(月) 12:00
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