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ニセモノ注意! 日産GT-R&フェアレディZのオフィシャルグッズが急増している理由とは

9/23(月) 11:40配信

Auto Messe Web

自動車メーカーが認めた監修済みアイテム

 今年は、日産GT-RとフェアレディZの生誕50周年を記念するさまざまなグッズが登場している。当然ながら車名やロゴ、車体デザインには、著作権や商標登録といった権利を日産が持っているため、勝手に使用することは禁じられている。そこで日産GT-Rなどのグッズを数多くリリースする日下エンジニアリングの佐々木代表に、ライセンスグッズを販売するための苦労やメリットについて聞いてみた。

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 日下エンジニアリングが日産自動車と「ライセンス契約」を締結したのは2011年4月。スカイラインGT-Rシリーズ LEDアクリルディスプレイの販売開始がきっかけだった。

「当時はミニカーなどはありましたが、ライセンスを必要とするグッズは皆無。弊社がスカイラインGT-RのLEDアクリルディスプレイを制作したとき、鳥取県の商工労働部から日産自動車様にライセンスについて問い合わせしてもらいました。さすがに一企業からの提案を日産が聞いてもらえるとは思っていませんでしたし、何より日産のどこに問い合わせるかさえ知りませんでした」と佐々木社長は語る。

 このとき日下エンジニアリングが初めて制作したLEDアクリルディスプレイとは、スカイラインGT-Rのシルエットに切り抜いたアクリル板をLEDで光らせ、そこにGT-Rの純正エンブレムを装着したモノだった。

「日産としても、ミニカー以外のライセンス申請を受けた経験が皆無だったようで、どのように対応するのか戸惑っていたみたいです。ご存じのように歴代GT-Rは、そのモデル毎にエンブレムの形状も色も異なっています。LEDアクリルディスプレイは、純正エンブレムを付けていたので問題はありませんが、シルエットなどのカタチについては、日産から修正指示はありました」と日下代表は2011年当時を振り返る。

 その後、さまざまな製品をリリースし、ミニチュアモデル界としては異例の6分の1サイズのエンジン・モデルを発売。もちろん、これも日産のライセンス(監修済み)製品で、エンジンの実物を参考にして質感を重視して制作された。ある程度のデフォルメはあったそうだが、日産と協議しながら詰めていったという。

 なお、日産とのライセンス契約には、ロイヤリティの支払いが必要となるそうだ。ちなみに“監修“とは、エンブレムのデザインはもちろん、使用する色も日産が認めたものしか使えない。刺繍などを施すときは、糸の色を日産指定の色に合わせる必要があるわけだ。もちろん新しい商品を開発する度に、その都度申請し、監修してもらう必要がある。日下エンジニアリングが、富士スピードウェイで開催された「R's Meeting 2019」で限定販売したペール缶のロゴも、そのために監修を受けたモノだという。

 また、日産とライセンス契約するとGT-Rだけでなく、フェアレディZなど日産すべてのブランドについて商品開発をすることが可能となり、その都度の監修は必要となるが、オフィシャル品として販売することができるようになるそうだ。

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最終更新:9/26(木) 16:32
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