ここから本文です

売れ筋から転落!モデルチェンジで人気が下落したクルマ3選

9/23(月) 18:40配信

Auto Messe Web

商品力や販売店の数も影響を与えた

 かつて売れ筋だったクルマが、モデルチェンジした途端に売れなくなるということが結構ある。理由はデザインを含めた商品力が市場のニーズにあっていなかったり、グローバル戦略などメーカー側の都合で販売チャンネルが変わったことなど様々。ここでは、そんな“残念過ぎる”車種の中で、現在も売られているモデル3車種について紹介する。

不人気ゆえ安く買える2代目シビック・タイプR【画像】

【トヨタ・プリウス】デザインが個性的すぎ?

 プリウスは1997年に世界初の量産ハイブリッド車として発売。2003年に2代目が登場して3ナンバーサイズになり、2009年5月に発売した3代目の先代型は爆発的に売れた。ハイブリッドの刷新で動力性能と燃費を向上させ、安全装備もしっかりと充実させたからだ。

 しかも同じ2009年2月にホンダはインサイトを低価格で発表。3代目プリウスも価格を割安に抑えたうえ、販売系列についても初代はトヨタ店、2代目はトヨタ店とトヨペット店だったが、そして3代目はトヨタカローラ店とネッツトヨタ店も加えて全国4900店舗で扱われた。

 これらの相乗効果に加えて、販売店では発売の2か月近く前から予約受注を行なったので、発売後1か月の受注台数は18万台を達成(メーカー発表)。納期が最長で約10か月も遅延するなど、爆発的な人気と引き換えに大きな問題となった。この後、納車が進み発売翌年の2010年には約32万台を登録。1か月平均で2万7000台というのは、今日の最多販売車種のN-BOXを上まわる数字だ。

 ところが2015年に発売された現行プリウスは、発売の翌年に当たる2016年の登録台数は約25万台。1か月平均で2万台少々と健闘したものの、2018年度は1か月平均で1万台を下まわった。

 現行型が先代ほど売れていない原因として、外観と内装のデザインが個性的に過ぎたことが挙げられる。プリウスは法人が営業車として使ったり、中高年齢層が購入することも多い。デザインが過度に個性的だと、敬遠されている面もあるのも事実。2018年のマイナーチェンジでコンサバ路線に修正したが、本質は変わっていない。

 逆にTNGAの考え方に基づく新しいプラットフォームの採用などは、安全性を考えればとても重要だが、市場ではなかなか理解されにくい。このほか先代型が絶好調に売れた影響で、現行型が落ち込んだ面もある。2011年に発売されたアクアの好調な売れ行きも影響を与えているとはいえ、2019年度上半期の新車販売台数1位(普通車)をみると今でも人気車であることに変わりはない。

1/3ページ

最終更新:9/24(火) 16:05
Auto Messe Web

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事