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猫も「うつ病」や「パニック障害」になる? 心の病気に関するQ&A

9/23(月) 9:30配信

ねこのきもち WEB MAGAZINE

うつ病や五月病、パニック障害、PTSD……このような人の「心の病気」に、猫もなることがあるのでしょうか?  ふだんよく耳にする病気について、獣医師の菊池亜都子先生に教えてもらいました。

①うつ病

うつ病は、憂鬱な気分が毎日のように続く精神的な病気。うつ病になると、喜びや好奇心などを感じられなくなり、倦怠感や食欲不振などの症状が表れます。最悪の場合、自ら命を絶ってしまうことも。

Q.猫にもうつ病はあるの?

A。あるとは考えられません。

「うつ病は、じつは人でもまだきちんとした定義がなされていないそうです。また、猫に感情を尋ねてみることができないため、あるかどうかわからない、というのが正直なところ。現状においては、猫に『ある』と明言することは難しそうです」(菊池)

②五月病

4月に新年度を迎え、入学や就職などで新しくなった環境に適応できないままでいると、5月のGW明けくらいから「うつ病」に似た症状が出はじめることがあります。

Q.猫も五月病になるの?

A。猫にはないでしょう。

「猫の場合、新たなスタートを切る飼い主さんの影響を受けたり、それに伴い環境が変わったりしたときに心のバランスを崩すことはあるかもしれません。ですが、人のようなうつ状態にまで陥ることはないでしょう。ですから、五月病はないと考えられます」(菊池)

③パニック障害

突然、動悸や発汗、呼吸困難、吐き気といった発作を起こす状態。このパニック発作は自分でコントロールできないため、また起きたらどうしようと不安に苛まれることも。

Q.猫もパニック障害になるの?

A。パニック状態になることはあるけれど…

「何かに刺激され、興奮状態からそばにいる人や猫を噛んだり引っかいたりする『転嫁性攻撃行動』は、パニック状態に近く、比較的似ているといえるかもしれません。ただ、人の『パニック障害』の定義に当てはまるかというと、難しいでしょう」(菊池)

④不眠症

不安などから寝付けない、いったん寝てもしばしば目が覚める、起床時、ぐっすり眠った感じがない、いつもより早く目が覚める。……などの様子がしばしば見られ、続く病気。

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最終更新:9/23(月) 9:30
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