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「海外」で人気沸騰!意外な日本の商品とは?

9/28(土) 5:00配信

商業界オンライン

  アパレルと雑貨の卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」とその海外版「SD export」を運営する株式会社ラクーンコマースの海外流通額は前年同期比31.5%増と大きな伸びを見せている。

 国別の流通額では、台湾、香港、アメリカが上位となっているが、国によって売れ筋商品も異なり、その傾向も変わっている。そこで今回は売れ筋商品の傾向、人気ランキングTOP5と、最近注目されている意外なアイテムを紹介する。

こんなアイテムが人気⁉驚きの商品を紹介

 まず売上げランキングの前に、最近注目されている意外なアイテムを2つ紹介する。

おしゃれアイテムとして注目「祭りたび」  大正8年設立の老舗メーカー、丸五の「祭りたび」がファッションアイテムとしてロンドンのメンズブランドとして有名な「マハリシ」や韓国のセレクトショップなどで購入されている。その影響から米VOGUEにも掲載された。

 丸五ではこれまで国内にしか主な卸し先はなく、ファッションアイテムとしてのニーズもなかったが、海外からのニーズが増えたことを受けて大きなサイズを増やしたり、デザインをこばせ式の留め金具からマジックテープ式にするなど海外用の商品展開も始めている。

 祭り足袋のカテゴリーで見ても出展した17年から現在までで、約7倍の売上げとなっている。

kawaiiアイテムの「マスキングテープ」  日本特有の「kawaii」アイテムとして、主に香港やアメリカなどで人気なのが、マスキングテープだ。特にアメリカでは、文具としての用途以外にラッピングアイテムとしても使われている。香港では、特に10代に人気で、手帳文化がない中国と日本やアメリカではターゲットも用途も異なっているようだ。

 マスキングテープは国内の店舗でも専門コーナーがあるほど人気だが、訪日観光客にもお土産として買われている。それが、口コミで広がって現地で人気が出ているという傾向が見られる。

気になる売上げトップ5と人気商品の傾向※(19年1月~8月までのデータ)

5位 クツワ 学校消しゴム

 4位 ベビー・キッズ用 日本製レインシューズ

 3位 スケーター ベビー向け立体マスク

 2位 Shupatto(シュパット)エコバッグ

 1位 【洗濯槽クリーナー】ホタパ粒

  このように、売れ筋商品はエコバッグや洗濯槽クリーナーなどの日用品、子供用のマスクやレインブーツ、そして消しゴムといったアイテムが人気商品として売上げ上位にランクインしている。

 これらの商品に共通しているのは、既にその国でも日本製以外のものが販売されていて日常的に使われていること。自国でも以前から販売されているが、品質や安全性の面から日本の商品が人気のようだ。

 ただし、日本の企業が販売しているといっても実際に生産されているのは日本以外ということも少なくないが、それでも日本企業が販売しているということが信頼につながっているようだ。

 また、既にその国にもあるということは、使い方が分かるということでもあり、そのため、日本にしか存在していない商品は用途が分からず、購入されにくいという傾向がある。

 しかし、祭りたびがファッションとして認知されているように、あるキッカケで意外な商品が爆発的な人気となる可能性も考えられる。

 現在開催中のラグビーワールドカップや来年開催の東京オリンピックにより、今後、日本の注目度はさらに高まっていく。訪日外国人客も20年は4000万人を見込んでおり、ネットだけでなく、実際に来日して日本製品を目にする機会も増えるだろう。次はどんな日本の商品が人気になるのか気になるところだ。

「商業界オンライン」編集部 小野田裕太

最終更新:9/28(土) 5:00
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