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バドミントン2種目で東京五輪メダル狙う渡辺勇大、初の講演会「成績は確実に出る」

10/2(水) 10:17配信

THE ANSWER

故郷の東京・杉並で実施「成功するまで続ければ『失敗』は存在しない」

 バドミントン日本代表の渡辺勇大(日本ユニシス)が1日、故郷である東京都杉並区の荻窪体育館で自身初の講習&講演会を行い、聴衆からの質問に答える形で「混合ダブルスは、この1年で(自分たちのように)動き回る(スタイルの)ペアが増えた。同じスタイルが増える中、どうやって違いを見せるかが鍵。ビジョンは描けているので、もう少し待っていただければ、成績は確実に出ると思う」と話し、2020年東京五輪以降のさらなる躍進を誓った。

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 渡辺は、混合ダブルスで世界ランク3位、男子ダブルスでも同6位(ともに10月1日更新時点)と2種目で東京五輪出場を目指している。同日付で中国のスポーツアパレルブランド「リーニン」とラケット使用の契約を結んだことも発表。「選手に対して、すごく熱意のあるメーカーで、熱意を100%信頼して今日に至った。(日本の)選手の選択肢が広がっていけば、僕も嬉しい。世界から注目される分、さらに頑張る責任が芽生えた」と話したが、海外ブランドも注目する22歳の若き実力者だ。8月の世界選手権では、強弱の変化で意表を突く技術で欧州の観衆を魅了し、東野有紗とのペアで日本勢初となる混合種目のメダルを獲得。講演会では、銅メダルを聴衆に渡し、地元のファンを喜ばせた。

 講演会では、プレーを披露したほか、次々に質問を浴び、子ども時代のエピソードや、アマチュア選手へのアドバイス、ペアを組むパートナーへの思いなど、多岐にわたって回答。ユーモアあふれるトークショーで笑いが絶えなかった。また、講演終盤には「結果が出て自信がつくのは、当たり前。ただ、やらなければ結果は出ない。(成功するために)やって来たからできるという自信が結果に比例する。成功するまで続ければ『失敗』は存在しない。諦めた時に『失敗』になる」と熱っぽく語る場面もあった。

コート外の貢献に関心「トップ選手と触れ合う時間も必要だと思っている」

 自身の発案がきっかけで生まれたイベントの終了後、渡辺は「ホッとしている。初めてだったけど、ノリと勢いで乗り切った。地元でバドミントンに携わりたいという地元愛は強い。形にできて、良い日だった。(地元や競技のファンが)トップ選手と触れ合う時間を作ることも日本のバドミントン界には必要だと思っている。競技が盛り上がり、メジャーにする活動をずっとしたいと思っていた。第一歩としてすごく嬉しい」と話し、トップアスリートとしてコート外で競技に貢献することへ強い関心を持っていることを明かした。

 前日に中国、韓国の遠征から帰国したばかりだが、5日からは日本代表の合宿に合流し、欧州へ渡ってデンマークオープン、フランスオープンの連戦に挑む。五輪出場権獲得レースは、来年4月末まで続く長丁場。地元で初の講演を成功させた渡辺は「五輪レースの後半に向けて準備をしたい。(順位やポイントを)意識せざるを得なくなったときに、あたふたしないようにすることが大事。一大会ずつが大事。取りこぼしたくない。一つひとつ、ペアで話し合って高めていきたい」と2種目を戦い続けるタフなレースに戻る決意を示した。

平野 貴也 / Takaya Hirano

最終更新:10/2(水) 10:32
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