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内村、白井のいない体操ジャパン。引っ張るのは“元補欠”神本雄也。

10/5(土) 11:51配信

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 来年の東京五輪を占う体操の世界選手権が、10月4日からドイツ・シュツットガルトで行われている。昨年のこの大会で団体総合3位に甘んじた日本男子は7日の予選から登場する。

 今回の日本は、団体金に輝いた2016年リオデジャネイロ五輪から内村航平や白井健三をはじめとする全選手が入れ替わり、5人中3人が初出場というフレッシュなチーム構成となった。

 けれども、体操ニッポンが目指すのはあくまで20年東京での五輪連覇。とあらば五輪前年となった今、誰が出ても頂点を狙うことに変わりはない。

 エースとして出る20歳の谷川翔や、高校生代表の橋本大輝といった若い顔ぶれが力を十分に発揮し、昨年優勝の中国や2位のロシアと競い抜く強固なチームをつくっていくには、1本のしっかりとした軸が必要になる。

 ここで水鳥寿思・男子強化本部長が男子主将を任せたのが世界選手権初代表の神本雄也(コナミスポーツ)だ。

海外でも全く揺るがない自信。

 神本はチーム最年長の25歳。しかし、選ばれた理由はそれだけではない。

 高校1年生だった'10年に第1回ユースオリンピックに出場して男子個人総合の金メダルに輝き、大学2年生で出た'14年仁川アジア大会では団体、個人総合、種目別平行棒の3冠を手にした。

 そして、'15年と'17年のユニバーシアード大会では団体2連覇に貢献した。国際大会での圧倒的な勝負強さを買っての“主将指名”なのだ。

 海外での強さについては神本自身、自信を持っている。

 「メンタルに関しては国際大会に行ったとしても国内だとしても、自分のやるべきことは変わらないと思っています。特別この大会だから緊張するとか緊張しないとかというのはありません」

「緊張すること自体、これまであまりなかった」

 メンタルを左右するのは、大会が違うから、場所が違うから、という要素ではなく、大会を迎えるまでにしっかり練習を積むことができたかどうかによるのだと神本は言う。

 「ちゃんと準備ができていれば緊張することもないし、逆に準備がちゃんとできていないと緊張します。でも、緊張すること自体、これまであまりなかったように思いますね」

 今回の世界選手権ではつり輪、平行棒、鉄棒での出場が有力視される。ドイツへ出発する前の9月18日に東京都内で報道陣に公開して行なった試技会では、つり輪で14.550点、平行棒で15.100点といずれも5人の中で最高点をマークした。

 日本人が不得意なつり輪で貴重な得点源として計算の立つ選手であり、平行棒は種目別メダルの期待も持てる。試技会ではミスした鉄棒も、演技を通せば高得点を狙える。

 大会中は強化本部と選手のパイプ役にもなる。

 「チームは励まし合いながら、声を出し合いながら良い雰囲気でここまで来ています。この雰囲気を継続してやっていければいい」と話す神本を、岡山・関西高校と日体大の先輩でもある水鳥本部長は、「キャプテンシーも徐々に出てきている」と頼もしく見つめている。

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最終更新:10/5(土) 11:51
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