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広島監督に就任した佐々岡真司の現役時代とは?

10/7(月) 17:01配信

週刊ベースボールONLINE

 カープが勝利の美酒に酔った1991年。球団史上6度目のリーグ優勝は、佐々岡真司の存在なくして語ることはできないはずだ。

大野豊×川口和久 圧巻の「広島投手王国」時代

 浜田商高からNTT中国を経て、90年ドラフト1位で入団。新人王こそ中日の与田剛に譲ったが、44試合に登板して、13勝11敗17セーブと堂々たる成績を残した。

 そして迎えたプロ2年目。「新人年に先発と抑えの両方をやった経験が、優勝した2年目につながった」と、先発を主に33試合(17勝9敗0セーブ)に登板した。

 右腕が本領を発揮したのは、夏場以降だ。チームは7月13日時点で首位・中日に7.5ゲーム差の3位。優勝は絶望的かに思われたが、佐々岡を中心に赤ヘル軍団は勢いを取り戻していく。

「夏場に入ってからはスクランブル状態で、中4日や、先発した2日後にリリーフしたこともありました」

 佐々岡は、8月からの3カ月で8勝3敗とチームを牽引。そして、優勝を決めた10月13日、阪神とのダブルヘッダー第2戦(広島市民)では「試合前、手が震えてコンタクトを入れられなかった」ほどの緊張感の中、マウンドへ上がった。

 しかし、中3日の登板をものともしない投球で、8回途中無失点と最高の内容。最後は大野豊が締めて、地元が歓喜に沸いた。

 日本シリーズでは西武に敗れたが、この年、佐々岡はリーグMVP、沢村賞、最多勝などタイトルを総なめ。その名をあらためて全国に知らしめた。99年にはノーヒットノーランも達成。2006年には史上2人目の先発100勝、100セーブも。カープが誇る4代目エースとして、07年までチームを支えた。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:10/7(月) 18:23
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