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国民年金と厚生年金、国民年金基金の違いって何?

2019/10/7(月) 7:31配信

日本の人事部

国民年金

「国民年金」とは、日本にある二つの公的年金のうちの一つです。「日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の方」は、全員が国民年金に加入する義務があります。俗にいう「第1号被保険者」の場合は保険料を自分で全額を直接収める必要がありますが、厚生年金に加入している場合は、保険料の一部が国民年金にまわされるため、直接国民年金を収める必要はありません。国民年金の保険料は、年収にかかわらず月額16,410円(2019年度)です。

国民年金とは?

国民年金とは、公的年金のうちの一つです。もう一つの公的年金である厚生年金は、厚生年金保険の適用を受けている会社で働いている70歳未満の方であれば、年齢に関係なく加入することができますが、国民年金は加入する年齢が20歳以上60歳未満までと定められています。

●国民年金:20歳から60歳未満の人
●厚生年金:企業に雇用されれば原則加入、70歳未満まで

一般に国民年金は、日本の年金制度の基礎となるものであるため、「基礎年金」ともいわれます。一方、厚生年金はよく「2階建て」といわれますが、それは国民年金(=基礎年金)が「1階部分」に該当するからです。「年金」を理解するための用語について、見ていきましょう。

国民年金の基礎知識

年金について調べていると、「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」や、「1階建て」「2階建て」などといった言葉をよく目にします。日本の年金制度を理解するためには、これらの言葉の意味を知っておく必要があります。

◆(1)「第〇号被保険者」という言葉の意味

「第〇号被保険者」とは、加入者の職種によって決められている、被保険者の種類のことで、年金加入者の職業などによって変わります。

【国民年金】第1号被保険者:(配偶者も)会社に属していない人
【厚生年金】第2号被保険者:会社に属している人
【国民年金】第3号被保険者:第2号被保険者に扶養される年収130万円未満の配偶者

◆(2)「〇階建て」という言葉の意味

「〇階建て」とは、いくつの年金に加入しているかを意味しています。

★「1階建て」

国民年金を「基礎年金」と呼ぶこともあると上で触れましたが、「1階建て」の1階部分とは、この国民年金のことを指します。

以前は第1号被保険者の方の年金は「1階建て」でしたが、現在は多様化する第1号被保険者のニーズに応えて、「国民年金基金」という2階部分ができあがりました。

★「2階建て」

「2階建て」とは、「国民年金」に加えてさらに別の年金(基金)に加入している場合のことを言います。「2階」部分には、フリーランスや自営業者のための国民年金基金もありますが、会社員として働いている方の場合は、厚生年金のことを主に意味しています。

厚生年金の保険料には、「1階」部分の国民年金の保険料も含まれており、年金受給時には国民年金と合わせて受給できます。

★「3階建て」

「3階建て」とは、1階部分の国民年金、2階部分の厚生年金に加えて、さらに積み立てている年金のことです。主に「確定拠出年金」や「確定給付企業年金」などがあります。最近では自分で選択し、加入する「個人型確定拠出年金(iDeCo)」なども注目されています。

「3階建て」の場合は、「1階建て」「2階建て」よりも受給額が多くなる傾向があります(厚生年金は年収によって将来の受給額が変わるため、一概に「3階建て」のほうが受給額が高いとはいえません)。

【1階建て】国民年金
【2階建て】国民年金基金や厚生年金など
【3階建て】確定拠出年金、確定給付企業年金、個人型確定拠出年金(iDeCo)など

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最終更新:2019/10/7(月) 7:31
日本の人事部

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