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「ねぇグーグル、データを消して」が音声アシスタントで可能に

10/7(月) 16:30配信

Forbes JAPAN

グーグルは膨大な個人情報を利用者から収集しているが、そのコントロール権限をユーザーの手に渡す取り組みを進めている。グーグルは来週実施する機能アップデートで、音声アシスタントの「グーグルアシスタント(Google Assistant)」が収集したデータを、声による命令で削除する機能をもたせようとしている。

現状ではグーグルアシスタントが保存した音声データの削除は、グーグルのアカウントから行う仕様になっている。しかし、来週からは音声アシスタントに声で呼びかけることで、データの削除が可能になる。

グーグルはChromeの検索や閲覧履歴、マップの利用履歴などを貯蔵しているが、音声アシスタントのデータの削除は、これまで非常に面倒な作業だった。しかし、今後は「ねぇグーグル、私が先週言った事を全部削除して」といった命令で、削除が実行されることになる。

また、直近のボイスの命令のみをその場で削除することも可能になる。1週間以上昔のデータを削除したい場合、グーグルアシスタントは専用のページにユーザーを誘導する。今後は、特定の期間のデータを削除する機能も、追加されそうだ。

ボイスによるデータの管理機能は、スマホやスマートスピーカー経由で、グーグルアシスタントを利用中の人には、とても便利なものになる。検索に用いたワードを他人に知られたくない場合、ボイスの命令で即座に削除できるようになる。

削除機能の詳細は現時点では不明だが、来週のアップデート以降に明らかになるだろう。筆者としては、ボイスでの削除対象となるデータが今後、検索や位置情報にまで拡大されることを望んでいる。削除範囲を拡大すれば、グーグルは利用者のデータ保護を重視する企業としてのアピール度を、より高めることが可能になるはずだ。

Kevin Murnane

最終更新:10/7(月) 16:30
Forbes JAPAN

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