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ボクサーツインの“純米大吟醸”。ツーリングで知ったBMWの魅力!

10/8(火) 11:50配信

GQ JAPAN

BMWが創業90年を迎えた2013年、そのヘリテイジを感じさせるネオクラシックなモデルとして登場した「R nine T(アール・ナイン・ティー)」。さまざまなバリエーションを展開しながら息の長い人気車種となっている同モデルの魅力を探るべくツーリングに出かけた。

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“大人のカスタムバイク”マーケットをつくった

BMW R nineTで、山道をひと走り。脇の駐車スペースで休憩していると、「コレ、イイですよね」と、スポーツカーから降りてきた男性に話しかけられた。「R nineTのスクランブラーが欲しいんです」。
「レーサーもありますよ」というこちらの言葉にはあまり関心を示さず、「けっこうカスタマイズしていますね。シングルシーターにして、オプションのリアバッグ付けて。フロントフェンダーもカーボンになっている……」
「詳しいですね」と感心すると、「真剣に買おうと思っていましたから」「思っていた?」「妻から許可が出ませんでした」と笑うと、男性はクルマに戻っていった。それは残念。

R nineTは1・2リッターのボクサーツインを積んだ、BMWいうところのヘリテイジシリーズである。ベースとなるR nineTをはじめ、大径ホイールをにアップマフラーを組み合わせた「スクランブラー」、往年のG/S(ゲレンデ・シュポルト)をモチーフとした「アーバン G/S」、キャストホイールを履かせてシンプル&ミニマムを強調した「ピュア」、カフェレーサー的な装いの「レーサー」と、順調にファミリーを増やしている。
さまざまなコンポーネンツを横断的に活用して車種を増やすのは、バイクメーカーとして当たり前のことだけれど、開発段階からボディ構造や電装系にカスタマイズの容易さを盛り込んで、そのことを積極的にサードパーティにアピールしたところに、R nineTの新しさがある。
ヘリテイジシリーズと銘打ちながらもノスタルジーに溺れることなく、いわば「大人のカスタマイズ」推進マシンとして、周囲のパーツメーカーやカスタムショップを巻き込んで多種多様なオプションやアクセサリー類を用意、豊かな生態系を形成したのだ。

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最終更新:10/8(火) 12:29
GQ JAPAN

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