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慰安婦と売春婦は「似たようなもの」発言の韓国名門大教授がついに告訴された!

10/8(火) 18:42配信

文春オンライン

 韓国の名門大学、延世大学(ソウル市)の柳錫春・社会学科教授(64)が、大学の講義で「慰安婦を売春婦と同一視し、元慰安婦の名誉を毀損した」として、猛烈な非難にさらされている。

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 柳氏はこの問題で、ソウル・日本大使館前に「慰安婦像」を設置したことでも知られる韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)を前身とする「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)から名誉毀損で告訴されて、ついに法廷に立つことになりそうだ。

「知りたいなら、一度やってみますか」

 柳氏は9月19日の講義で、慰安婦について「(売春婦と)似たようなものだ」と発言。さらに、韓国メディアによれば、慰安婦について、次のような“問題発言”をしたという。

「売春の理由は貧しさのためだ。昔もそうだった」

「日本が強制連行したという記録はなかった」

「(慰安婦問題の)直接的な加害者は日本ではない」

「日本がとんでもない国として扱われるのは韓国だけだ。日本は世界的な大国だ」

 これらの発言に、講義を受けていた学生らは反論。

「日本がいい仕事をあげる、教育を受けられるとだまして、ハルモニ(元慰安婦の女性)たちを連れて行ったのではないか」「慰安婦の被害者が自発的に行ったということか」

 と教授を問いただした。

 柳氏はこれら学生の質問に「今も売春に足を踏み入れる過程はそんなものだ。知りたいなら、一度やってみますか」と答えたという。

 この講義での柳氏の発言の一部は、何者かによって録音されており、ネット上で拡散された。

批判殺到で大学授業は中止に

 韓国メディアの報道が本格化したのは、発言から4日が経った9月23日ごろからだった。まず、延世大学の学生自治会や同窓会などが柳氏の発言に猛反発して、「人類史上、最も醜悪な国家暴力の被害者(元慰安婦)を『自発的売春』などと罵倒し、あざ笑った」として、大学に柳氏の罷免を要求。さらに、市民団体「庶民民生対策委員会」が、名誉毀損や虚偽事実流布、セクハラの疑いで柳氏を告発した。

 今回の柳氏の発言は、左派系紙の「ハンギョレ」だけでなく、保守系の「中央日報」なども紙面やネット上で報道。さらにテレビもほぼ全局が報じたが、特に非難が集中しているのは、柳氏の「知りたいなら、一度やってみますか」という発言だ。

 柳氏は「一度調べてみればどうか」という研究を勧める意図だったと釈明したのだが、この発言は当然ながら「女子学生へのセクハラ」と受け取られた。「売春を勧める発言だとの指摘は言語道断だ」と柳氏は反論したものの後の祭りだった。

 特に、慰安婦報道に熱心なハンギョレ紙などは、社説でも「事実歪曲で、糾弾されるのは当然」「基本的礼儀さえ知らない。教授を即刻、辞任すべきだ」(9月23日付)と柳氏批判に熱を上げている。

 延世大学側は、学生や世論の批判や要求を受けて、「遺憾の意」を表明。柳氏の授業を中止とし、この発言の詳細についての調査を進めている。また、市民団体の告発を受け、ソウル西部地検は、警察を通じての捜査に入っている。

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最終更新:10/8(火) 18:42
文春オンライン

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