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テレビと小泉進次郎の関係に起きた大きな変化

10/8(火) 5:25配信

東洋経済オンライン

 小泉進次郎氏が“鳴り物入り”で環境大臣に就任して4週間。8月に滝川クリステルさんとの電撃的な結婚を発表したこともあり、当初はテレビのニュース・情報番組も「進次郎大臣誕生!」を大きく取り上げた。

 しかし就任後は、その空気も変化している。

 まず福島第一原発の汚染水処理をめぐる発言で物議を醸した。さらに国連気候行動サミットの会見で「この問題(気候変動)の解決策をクールに、ハッピーに、セクシーに見出していくこと。若い世代はどうしたらクールに楽しく解決するのか知っていると思います」と発言したことが、ちょっとした「炎上」になった。

 この「セクシー発言」は、実は一緒に登壇した女性(前事務局長)が会見前の会合で、

 「気象変動に取り組むのは、セクシーなことでもあるわ」と発言したことを受けてのものだったのだが、国内では面白おかしく取り上げられてしまった感がある。

 これら一連の「進次郎ネタ」、従来ならば情報番組などはそろって大きく取り上げていた。しかし、最近は傾向が変わってきている。

■「進次郎ネタ」はなぜ注目度が下がったのか? 

 台風15号の被害やラグビー日本代表の活躍など、「ほかの大きなニュース」が続いたこともある。しかしニュースの「2番目」「3番目」ですら取り扱われなくなってきているのだ。

 情報番組で扱いが“後回し”になったのはなぜか。

 その理由は、「小泉進次郎」というネタで“数字が取れなくなってきた”からである。

 この数年、進次郎氏といえば「選挙の顔」として総選挙・参院選などで全国を応援演説で駆け回っていた。父親譲りの“演説力”で聴衆へのアピール力は抜群。とくに「中高年の女性」からの人気は凄まじいものがあった。

 そこでは歯切れのよい演説や、握手攻めにあう進次郎氏の姿が映し出される。

 私もこの夏「進次郎人気」を目の当たりにした。

 7月の「海の日」連休で山形県米沢市などを訪れたのだが、市内中心部の上杉博物館を訪れたところ、館前広場に「小泉進次郎議員が応援に来訪!」という横断幕が掲げてあった。

 折しも参院選のまっただ中。苦戦が伝えられる地元候補の応援演説に来るらしい。

 時刻は11時前。進次郎氏の来着は12時30分とのことだったが、すでに200人ほどの聴衆が待っていた。気温30℃の炎天下である。熱心な自民党支持者というよりは近所の仲間とピクニックに来ているような風情の「中高年女性」が多い印象だった。

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最終更新:10/8(火) 5:25
東洋経済オンライン

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