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バスキア関連本が3冊同時にリリース。

10/9(水) 18:55配信

Casa BRUTUS.com

東京・六本木の〈

森アーツセンターギャラリー〉で開催中の『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』に合わせて、関連書籍が3冊まとめて出版されました。バスキアのアートに、さらにディープに迫れます。

1988年に死去したジャン=ミシェル・バスキア。たびたび来日するなど日本と縁が深かったにもかかわらず、日本語で読める書籍は意外に少ない。今回、日本では初めての本格的な個展の開催に合わせて3冊の書籍が発行された。

まずは展覧会の公式図録『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』。この展覧会を始め、近年各国でバスキア展をキュレーションしている美術史家、ディーター・ブッフハートの編集によるものだ。展覧会のコンセプトにあわせて日本との関わりにスポットをあて、約130点の絵画やオブジェのほか、バスキア作品をよく知る美術史家の宮下規久朗のエッセーなども収録している。

『バスキア・ハンドブック』は『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』にも日本側監修者として関わった宮下規久朗や、生前のバスキアを知るアーティスト・日比野克彦らがバスキアに関する疑問に答えてくれる本。「なぜ、描いたのか、なぜ、心震えるのか」と表紙にあるとおり、バスキアと彼のアートについてより深く知ることができる。

バスキアは絵と並行してノートブックにさまざまなものを書きつけていた。ドローイングもあるが、テキストも多い。彼が気になっていたものや人、詩や警句のようなものが独特の書体で書かれている。『バスキア ザ・ノートブックス』はバスキアのキャリアの初期から晩年までに書かれた8冊のノートを完全複製、日本語訳をつけたもの。バスキアは読書家で、ウィリアム・バロウズなど多彩な本を読んでいた。その彼の、複雑な頭の中を覗くような気持ちになれる一冊だ。

ノートブックの一部は『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』にも展示されている。その他の書籍も展覧会と合わせて読むと面白い。バスキアの知られざる側面に迫れる3冊だ。

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text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano

最終更新:10/9(水) 18:55
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