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佐藤隆太の柔道が子どもたちの心を動かす 『スカーレット』それぞれが見つけた夢

10/9(水) 12:37配信

リアルサウンド

 連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)第9回では、草間(佐藤隆太)が東京へ戻る理由が語られた。

【写真】笑顔を見せる草間

 喜美子(川島夕空)は柔道を習い始め、信作(中村謙心)、照子(横溝菜帆)たちと共に草間流柔道に励んでいた。第8回で草間は「僕が君たちに教えたいのは勝った負けたではありません」と話し、本当の逞しさ、本当の優しさ、本当に強い人間とはどういう人間か、人を敬うことの大切さを学んでほしいと伝えた。その言葉は、草間が子供たちに柔道を教える姿勢からも受け取れる。草間は子どもたち一人一人を優しく見つめ、うまくできない子には声をかけ、サポートしていた。

 草間の下で習う柔道は喜美子たちの心を動かした。照子は習っている三味線と踊りを「ほんまはもうやめたい」と話す。実は彼女の将来の夢は「婦人警官」。照子の将来の夢を聞いて、信作は思わずたじろいだが、彼女の笑顔は将来の夢ができて晴れやかだった。

 喜美子は、草間が東京へ戻ってしまうことを残念がる。草間は「人を探してるんだ」とはじめて喜美子に打ち合け、草間は4年前から行方の分からない妻を探していたという。そんな草間に喜美子は言った。

 「4年も経って、もう早よ見つけんかい! って言うて奥さん今頃カンカンやわ!」

 喜美子の言葉に、草間は目を見開いて驚いた後、ふっと笑みをこぼした。喜美子の純粋な感情が、心の栄養として草間の心に染み渡るのが伝わってくる。喜美子の言葉は、草間の一縷の望みに光を差すものだったに違いない。

 草間の妻の写真を見た喜美子の感想は「まあまあやな」。ハッキリとした物言いに思わず吹き出した草間。笑い合う2人の姿から、改めて、2人が互いに心の栄養を与える存在なのだと分かる。

 ただ第9話の最後、照子が不審な人物につきまとわれている姿が映し出された。照子の心に傷が生まれるような出来事に発展しないことを望みたい。

片山香帆

最終更新:10/9(水) 12:37
リアルサウンド

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