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「地球温暖化騒動」の「不都合な真実」に目を向けよう

10/9(水) 7:01配信

現代ビジネス

地球温暖化と二酸化炭素の関係は不明

 延々と続く「地球温暖化騒動」の中で、いつも混同されているのが次の2つのことである。

グレタ・トゥーンベリさん「怒りのスピーチ」を批判するすべての人へ

 1)地球は温暖化しているのか? 寒冷化しているのか? 2) 地球が温暖化している場合、人類の文明が排出する二酸化炭素が主たる原因なのか? 
 まず、1)の地球が温暖化しているのか寒冷化しているのかについては、現在まで温暖化してきたという意見は間違いではないと思うが、将来温暖化が続くかどうかはまったくわからない。

 人類最古の文明といわれる、トルコ・シャンルウルファに残された、ギョベクリ・テペの遺跡は紀元前1万年に完成し紀元前8000年に放棄された。つまり、紀元前3000年頃に上下エジプトを統一する王朝(エジプト第1王朝)が始まるはるか前の、今から1万2000年前に、人類は巨石で祭祀施設を建設できるほどの能力を獲得したのである。

 古代史はロマンにあふれていて語りだしたらきりがないが、大事なのは、人類がそのような文明を創造できたのも、長い氷河期が終わったからだということだ。

 すべてが凍り付くような極寒の環境では、豊饒な作物や多くの家畜によって豊かな文明を築くことなどできず、洞窟の中で寒さをしのぐのがやっとであったであろう。

 つまり、現代文明は「地球温暖化」のおかげで誕生したといえるのだ。逆に、地球が寒冷化して氷河期に戻ったとしたら、人類滅亡とはいかなくても、原始時代の生活に戻る可能性は十分にある。

 氷河期に戻れば、数十億人もの人口を養う作物や家畜を維持することなど不可能であるから、多くの人々が餓死するはずだ。

気温は二酸化炭素だけに左右されるわけではない

 実際、非常に太陽黒点の数が少なく観測されたマウンダー極小期(1645~1715年)およびその前後には、かなりの寒冷化が観測されている。

 もちろん、18世紀以前には温度計による記録などないから、木の年輪幅やサンゴ成分、文献に記録された花の開花日などから推定されている。

 ちなみに、このような精密な資料が存在し無い状況は、「地球温暖化論」においても同じであり、彼らが世界中の政府(国民の血税)や企業(結局は消費者の負担)に巨額の資金を拠出させる「地球温暖化騒動」の根拠(証拠)そのものが、かなりアバウトなデータに基づくのだ。

 現在は凍ることがないロンドンのテムズ川が完全に凍り付く様子が絵に描かれているのは有名だが、地球の気温は別に二酸化炭素の排出量だけ決まるわけではない。人類が大量の二酸化炭素を排出する前から、地球の気温は寒冷化や温暖化を繰り返しており、その原因は概ね太陽にある。

 黒点に代表されるような「熱源」である太陽活動や、その太陽光をどのようにうけるのかという「地軸の傾き」の影響が大部分を占めるということだ。

 「地軸の傾き」は耳慣れない言葉かもしれないが、地球が自転する中心の軸が(太陽の周りをまわる)公転の軸と平行であれば公転面と赤道面が同一面となる、この場合、地球の自転軸は公転面に対して垂直(90度)である。

 しかし、 地球の自転軸は公転軸より約23.4度傾いており、地球史的(約2万5800年)にコマのように回転している(歳差運動)。しかし、この「歳差運動=太陽光が当たる角度の変化」がどのように地球環境に影響を与えてきたのかは、はっきりとはわかっていないのだ。もちろん、これからどういう影響を与えるのかということも不明だ。

 結局、冒頭の2)で述べた点については、地球の気温の変化の理由そのものが解明されておらず、「もし、地球が温暖化しているとしても人類が排出している二酸化炭素との関係はわからない」ということである。

 しかし、少なくとも太陽黒点の活動は、現在明らかに衰えてきている。

 もし、地球が現在マウンダー極小期のようなミニ氷河期に向かっているのだとしたら、二酸化炭素による地球温暖化(可能なら……)は、寒冷化緩和のためにむしろ望ましい。

 地球温暖化論者の活動が地球寒冷化を加速させ、未来の子孫たちに冷害による飢饉という地獄を味合わせたとしら、どのように責任を取るのか? 
 飢饉は、干ばつでも起こるが、冷害が原因であることも多く、少なくとも日本の場合は冷害がメインで、有名な天保の大飢饉も長雨と冷害が原因である。

 将来どのようになるかわからないのに、「地球温暖化論」によって、国民の血税や企業の多大な負担、さらには多くの市民に不自由を強いている「地球温暖化論者」は、世界中の善良な市民に害悪を振りまいていることになる。

 地球温暖化論者は、10月3日の記事「世界を支配する『少数派』が利権の温床となる『これだけの理由』」で述べた「少数派」の典型の1つといえる。

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最終更新:10/9(水) 7:01
現代ビジネス

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