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【ラグビーW杯】南アフリカ俊足WTBが勢いづく日本を警戒 テストマッチ圧勝も「W杯は別の話」と断言

10/9(水) 6:23配信

THE ANSWER

若手期待のトライゲッター、23歳ヌコシ「今の日本は流れを掴んでいる」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は8日、優勝候補の一角でもある南アフリカがカナダに66-7と圧勝し、7大会連続での決勝トーナメント進出を決めた。この日、11番をつけてWTBとして先発した23歳の有望株、スブシソ・ヌコシは「ここから本当の勝負がスタートする。とても楽しみだ」と目を輝かせた。

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 今大会が初めてのW杯となるヌコシは、2戦目の9月28日、ナミビア戦に続く先発出場。キックオフ直後から持ち味の快足を生かしたプレーを披露し、5分には自身にとってのW杯初トライを挙げた。「この年齢で南アフリカを代表してW杯出場しただけでもうれしいのに、トライを奪えて最高だよ」と声を弾ませた。

 身長181センチ、体重97キロ。ラグビー選手としては決して大きくはないが、スピードと瞬発力に溢れる選手。相手のディフェンスをかわしながら変幻自在に跳躍する姿は、まるでスーパーヒーローのようだ。「僕の持ち味はスピード。この良さをもっと生かせるような選手になりたい」と話す。

 2015年のW杯で南アフリカが日本にまさかの黒星を喫した時は、まだ19歳だった。テレビの中の世界のような気がしていたが、昨年初めて代表入りして以来、意識が少しずつ変わってきたという。決勝トーナメント進出を決めた気持ちを聞かれると、「ようやくスタートラインに立った感じ。決勝トーナメントは負けたら終わりの一発勝負。個々から本当の勝負がスタートする。とても楽しみだよ」と頼もしげに話した。

 準々決勝ではプールAを勝ち抜いた2チームのいずれかと対戦。日本と対戦する可能性も十分に考えられる。日本の印象について「とてもまとまりのあるチーム。大会を追うごとに、チーム力が高まっている気がする。決して戦いやすい相手ではないし、今の日本は流れを掴んでいる。地元の応援も味方につけて、勢いに乗っている」と警戒した。

 9月6日に熊谷で行われたテストマッチでは、南アフリカが41-7で大勝した。わずか1か月ほど前の話だが、「テストマッチとW杯では全く別の話。あの時の印象そのままだと思っていては間違いだ」と新たな気持ちで研究し直すという。

 テストマッチではキック攻撃を多用してきた南アフリカだが、もし準々決勝で日本と対戦することになれば、まったく別の対策を立ててくる可能性も十分ありそうだ。

THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato

最終更新:10/9(水) 6:23
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