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台風19号が10月だからこそ厳重警戒が必要な訳

10/9(水) 14:30配信

東洋経済オンライン

 ちょうど1カ月前、関東を直撃した台風15号。千葉県などで記録的な暴風をもたらしました。最大約64万戸の大規模停電が発生し、10月6日時点で72戸は解消されずに停電状態が続いています。

【図】天気図や海面水温などで見てみよう

 いまだに傷痕が癒えない中、10月6日に発生した台風19号が同じようなコースで再び関東を襲うおそれがあります。

 10月9日12時現在、台風19号は大型で猛烈な勢力で、小笠原近海を北西に進んでいます。中心気圧は915ヘクトパスカル(hPa)、最大風速は秒速55メートル(m/s)、最大瞬間風速は75m/sです。次第に進路を北寄りに変えて、3連休初日の10月12日(土)から翌13日(日)にかけて、暴風域を伴い、西日本から東日本にかなり接近するでしょう。暴風域が広いので近づく前から暴風となりそうです。予報円の中心を進めば台風15号と似たコースとなり、関東に上陸するかもしれません。

 台風19号はその後、進路を北東に変えて、北日本に進む見込みです。つまり、この3連休は西日本から北日本の広い範囲で大荒れの天気が予想され、暴風、警報級の大雨、高波となる可能性があります。10月8日、JR東日本の深沢祐二社長は記者会見で、台風19号の予想が変わらなければ計画運休も含めて対応すると述べました。

■台風が発達するカギ

 台風が急激に発達する要因の1つは、海の温度です。海面水温が高いほど、台風のエネルギー源である水蒸気がたっぷり補給されるので、発達します。海面水温は気温より約2カ月遅れて推移していて、実は、10月は海面水温が最も高い時期にあたります。

 台風が発達する海面水温の目安は27℃です。10月7日時点で、関東沿岸まで27℃前後となっています。さらに、近畿から関東の海面水温は、平年より2℃くらい高い状況です。

 「2℃の違いなんて大したことない」と思われるかもしれませんが、水温と気温では事情が異なります。空気に比べて水は比熱(=1グラムの物質を1℃上昇させるために必要な熱量)が大きいため、海面水温は気温よりも温度の変化が起こりにくいのです。

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最終更新:10/9(水) 14:54
東洋経済オンライン

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