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女性ホルモンの乱れを整えるコツ2つ。ストレスが多い人は危ない

10/9(水) 8:47配信

女子SPA!

 柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。

 今回は女性の美しさのカギを握る「女性ホルモン」についてお話していきましょう。

30秒でわかる女性ホルモンの仕組み

 女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類に分けられます。この2つのホルモンは月経周期に沿ってバランスをとりながら体内で分泌されています。

 排卵前に増加するのがエストロゲンで、髪や肌のうるおいを保つ働きがあります。一方、排卵後に増加するプロゲステロンは食欲が異常に増えたり、睡眠欲にかられたりと生活には少し支障をきたしながらも出産などにはとても重要なホルモンです。

 女性ホルモンの分泌は思春期に近づくにつれて増加し、平均では20歳あたりでピークを迎えます。そこから年齢を重ねるにつれ徐々に減っていき、閉経前後の10年間に急激に減少します。

ストレスは女性ホルモンの敵!

 女性ホルモンが減少する原因は加齢以外にもあります。不規則な生活を続けることによって女性ホルモンの分泌を促す脳内の視床下部の働きが悪化するとホルモンの分泌が不安定になってしまうのです。

 加えて、強いストレスを継続的に受けると、女性ホルモンの原料となるコテステロールが副腎という臓器に奪われ、「副腎脂質ホルモン」となって分泌されます。副腎脂質ホルモンとは薬などで耳にする「ステロイド」というもので、身体の傷んだ部分の修復に役立つ反面、自身の免疫力を低下させる効果があるので要注意です。

 余談ですが、女子マラソン選手は上級になる程に生理が止まってしまうというのは有名な話です。これは毎日のトレーニングで身体に継続的なストレスを与える事で女性ホルモンを作るためのコレステロールを副腎皮質ホルモンの生成に使ってしまうからです。女性の社会進出が当たり前になって、過酷なストレス社会で毎日戦い抜く女性には、とても危険な環境とも言えるかもしれません。

女性ホルモンを正常化する2つのコツ

 実際にバランスが乱れている女性ホルモンを正常化させるためのアイディアをご紹介します。

1 大豆食品

大豆にはイソフラボンという成分が含まれていますが、これが女性ホルモンのエストロゲンによく似た化学構造と働きを持つことがわかっています。イソフラボンは大豆の胚軸(はいじく)部分に多く含まれる抗酸化物質の1種で、細胞にダメージを加える活性酸素の働きを抑える働きがあります。これはエストロゲンと同様の働きをするので、肌や髪のうるおいを保つためにはとてもいい食材といえます。

2 ウォーキング

 女性ホルモンは卵巣で作られるため、卵巣に栄養を供給する必要があります。栄養は血液に乗せて届けるため、卵巣が位置している骨盤周りに血液を供給をするためにおすすめなのがウォーキングがオススメです。

 ただ歩くだけですが、手に荷物を持たずに30分程度歩くだけで骨盤の関節が正しく働くようになり、それに伴い骨盤周辺の筋肉にも活性化が起きて骨盤内の血液循環が良くなっていきます。シンプルな運動ですがホルモンバランスに悩む女性にはとても重要な運動なのです。

 ストレス社会とは切っても切り離せない令和時代。これからも皆さんの身体が元気であり続けるためにもホルモンバランスをコントロールにも気にかけてみてはいかがでしょうか。

<文/ヒラガコージ>

【ヒラガコージ】
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。

女子SPA!

最終更新:10/9(水) 8:47
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