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セクシーじゃないよね…小泉進次郎「ポエム」の実力検定(4)

10/10(木) 6:33配信

SmartFLASH

 小泉進次郎・環境大臣(38)の発言が話題だ。通称 “進次郎ポエム” と呼ばれる答弁を、『声に出して読みたい日本語』の著者で、明治大学文学部教授・齋藤孝氏に評価してもらった!

【写真】小泉進次郎の演説メモ


●ポエム4:「セクシーじゃないよね」
《答弁内容》
 9月23日(日本時間)、国連気候行動サミット開幕前日の非公開会合後、海外の記者と英語でやり取り。しかし、手厳しくツッコまれた。

海外の記者(※以下海記)「石炭の利用は、地球温暖化の大きな原因。環境省は、今後半年から1年間、化石燃料脱却のためどのように取り組むのか」

進次郎氏(※以下進)「減らす」

海記「どうやって?」

進「……私は先週、大臣になったばかりです。同僚と環境省のスタッフと話し合っている。日本政府としては、火力発電は減らす方針だと主張している」

(同会見で、非公開会合でどのような議論をしたのかと問われ)

進「エキサイティングな会合でした。ある製造業企業の人が、最後に発言したコメントに感銘を受けましたね。『この問題(気候変動問題)に取り組むのは、楽しいことになるはずです』と。

 すると、フィゲレス・UNFCCC(国際連合気候変動枠組条約)前事務局長が、『セクシーなことでもあるわ』とつけ足しました。私は、その意見に全面的に賛成です。政治では、しばしば退屈な問題も多いです。しかし、気候変動のような大きなスケールの問題に取り組むことは、楽しいはずなんです! クールなはずです! セクシーでもあるはずです。

 先ほども言ったように、カギを握るのは、若い世代です。彼らを結集して原動力を生むことは、楽しいことに違いありません。この問題の解決策をクールに、ハッピーに、セクシーに見出していくこと。若い世代は、どうしたらクールに楽しく解決するのか、もう知っていると思います」

(翌9月24日、日本メディアから「セクシー発言」の意味を聞かれる)

進「それをどういう意味かって説明すること自体が、セクシーじゃないよね」

記者「セクシーは、会見で聞き慣れない言葉では」

進「だから、それを説明すること自体セクシーじゃないよね」

《齋藤氏の評価》
「この『セクシー』は、会見に同席していたUNFCCCのフィゲレス前事務局長の発言を引用したもので、失言というほどのものではない。ただし、記者に問われて『説明すること自体セクシーじゃない』と答えるのは、自分の発言が “ポエム” だと認めることになる。

 詩とは、『説明するのはダサい』という世界です。『セクシー』の意味を問われたなら、『シンプルかつ効果的な、みんながあっと驚く斬新なやり方を見つけたい』と答えるべきでしたね」


(週刊FLASH 2019年10月15日号)

最終更新:10/15(火) 13:58
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