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野村周平主演! 人気ラッパーANARCHYが初監督!「コンプレックスこそが武器になる」──映画『WALKING MAN』インタビュー

2019/10/10(木) 12:05配信

GQ JAPAN

人気ラッパーANARCHY(アナーキー)が初監督を務めた映画『WALKING MAN』が10月11日(金)に公開される。主演の野村周平がアメリカ留学より緊急帰国、ふたりの対談が実現した。

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野村周平が演じる主人公アトムは、貧しい母子家庭で育ち、幼い頃から人前で話すことが苦手な気弱な青年。映画『WALKING MAN』は、そんな彼がラップ・ミュージックと出会い、最底辺の生活から抜け出すべく奮闘し成長を遂げていく鮮烈な青春物語だ。監督であるANARCHY自身の実体験も盛り込まれており、半自伝的な作品となっている。

ANARCHYと野村周平とは、もともと数年にわたる友人関係だったという。「友達に芝居をしているところを見られるのは嫌い」と語る野村だが、ラッパーであるANARCHYがラップをテーマに描く作品とあって、「そこは信頼して話し合えた」と振り返る。一方のANARCHYも「初めての映画を、彼とつくれてよかった」と語る。相思相愛の2人が生み出した、新しい青春物語とは──。

“ANARCHY監督”との仕事

──ANARCHYさんはなぜ今回、野村さんに主演のオファーをしたのでしょうか?

ANARCHY やっぱり、ラップができるかっこいい人に出てほしかったんですよ。ラップは教えてもなかなかできるもんじゃないんで、最初からできる人がよかった。そうなると僕の中で候補は何人かしかいなかったです。

野村 それでもなかなか声がかからなくて、「なんで俺を呼んでくれないんだろう?」って思ってました。そのあと、ようやく「ホン(脚本)読んでみてくれへん?」とANARCHYさんに言われたんですけど、それがめちゃくちゃ面白かったんですよね。それですぐに「やらせてください」と。

ANARCHY 周平は忙しいだろうから声をかけづらかったんだけど、二つ返事で「やりますよ」って言うから、こっちがびっくりしましたね。本人が「やりたい」って言ったところで、事務所とかスケジュールとかうまいこといくかわからないじゃないですか。そのあたりは、彼が交渉してくれたんやろうな、って。結果、「ANARCHYが監督をやる」だけでは実現できなかった作品になったと思います。

──野村さんは、最近は「監督デビュー作」のような作品に出ることはあまりないのではないでしょうか。

野村 ある程度、お金も稼がないといけないのでね(笑)。だけど、自分が好きな人がつくる作品には積極的に関わっていきたいですし、ローバジェットの作品のほうが、エンターテインメントとしては面白いことができるじゃないですか。その畑はずっと耕し続けていきたいと思ってます。

──ANARCHY監督と撮影をして、映画畑の人ではないからこその違いを感じた部分はありましたか?

野村 芝居でなにか疑問あったときに、「こういうふうにやっていいですか?」って聞くと、普通の監督だったら「はい、大丈夫ですよ~」みたいな反応が返ってくるんですけど、ANARCHYさんには「え、なんでなん?」って聞き返されましたね(笑)。

ANARCHY そんなんあった?

野村 ありましたよ! でも、変にまわりくどい言い方じゃなくて、わからんことは「わからへん」、嫌なことは「嫌や」「それは違う」って言ってくれるのでやりやすかったです。

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最終更新:2019/10/10(木) 12:05
GQ JAPAN

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