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サーフィン界の新ヒロイン、日本代表を目指す17歳松田詩野の素顔

10/10(木) 22:01配信

ウィメンズヘルス

茅ヶ崎の自宅で過ごせるのは、年末年始と試合の狭間の数週間だけ。オーストラリア、南アフリカ、アメリカ、スペイン、千葉、宮崎、三重、一年のほとんどの時間、世界各地を回りながら試合を転戦している17歳。2020年、東京オリンピックで公式種目となったサーフィンで、日本代表を目指す松田詩野とは?

【東京2020】オリンピック前哨戦に日本代表として出場するサーファー6名

多い時は一日に6時間海で過ごす

彼女の一日は、波によって決まる。波がいい日は朝5時半に起きて2時間の練習、朝食を食べて休憩をとったら、お昼にまた2時間。さらに昼食をとって休んだのち、夕方に2時間海に入る。夜は疲れ果てて寝てしまう。波がよくない日は、トレーニングに当てることが多いという。サポートを受けている森永トレーニングラボに通ってトレーニングをすることもあるし、トレーナーに作ってもらったメニューを自宅でこなすことも欠かさない。

「自宅では、腹筋や体幹を鍛えるメニューをすることが多いです。怪我をしないためにも1日1時間ケアやトレーニングは毎日してます! 海外の選手は日頃から乗っている波が大きいので、同じ練習量でもスタミナがついているんです。私はスタミナが足りない分、トレーニングで補っています」

食生活を変えたことで、パフォーマンスも変わった

森永トレーニングラボでは、トレーニングのほか管理栄養士による食生活のサポートも受けられるようになった。

「ISA(※)の前の合宿では栄養士さんが3食作ってくださったので、毎日バランスのいいご飯を食べられました。自分で思っていたよりも多めの量でしたが、その間は疲れがたまりにくくて、食事で身体のコンディションが変わるのだということを実感しました。それ以来、自分でもその時に学んだちょうどいい量、バランスを意識しています」

和食が好きなので、海外を回る時にも小さい炊飯器やふりかけを持参して、極力お米を食べるなど工夫しているそう。

※ISAワールドサーフィンゲームスはサーフィンの世界選手権。

高校生になるタイミングで、世界を回ると決断

中学を卒業する頃に、プロとしてCTツアーを回りチャンピオンになること、そしてオリンピックに出場してメダルをとることを目標に世界での本格的な挑戦を決意。通学の自由度が高い通信制の高校に進学し、学業とサーフィンを両立しながら数々の大会で結果を残してきた。

同じ年頃の友人たちは「花の女子高生ライフ」を満喫している中で、常にスーツケースと共に世界を転戦する生活を選んだ彼女のモチベーションは何なのか。

「小さい頃からCT(※)には入りたいと思っていたけれど、明確じゃなかったしイメージもできていませんでした。CT出場をリアルに考えられるようになったのは、昨年オリンピックに出たいと思い始めた頃からです。今はCTツアーでチャンピオンになるという夢と、オリンピックに出場してメダルをとるという夢がはっきりしているので、迷いはありません」

※CT(WSLチャンピオンシップツアー)は、世界のトップサーファー16名が参加して、年間10戦(2019年シーズン)を戦い世界チャンピオンを決める世界最高峰のツアー。

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最終更新:10/10(木) 22:01
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