ここから本文です

炊飯器の進化が止まらない! 10万円の高級炊飯器に搭載された「一合料亭炊き」機能とは?(辛酸なめ子の個性派ガジェット体験記 Vol.2)

10/10(木) 20:47配信

GQ JAPAN

漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんが、話題の最新ガジェットを実際に使ってチェック! 第2回目は、タイガー魔法瓶が販売開始した土鍋ご泡火(ほうび)炊きシリーズの最新モデル「JPG-S100」を試した。

【写真を見る】一合から美味しく炊ける秘密とは?

料亭5回分くらいと思えば…

炊飯器はどこまで進化するのでしょう……。インバウンドのお土産としても大人気な炊飯器は日本が誇る家電製品です。

今回、「一合料亭炊き」機能を搭載したタイガー魔法瓶の最新モデル「JPG-S100」を使った料理の試食会に参加しました。その名の通り、料亭の味を再現するそうです。商品のお値段は高めですが(価格はオープン。実勢価格は9万~10万円)料亭5回分くらいと思えばコスパが高いかもしれません……。

やんごとなき試食会は、六本木ヒルズの料亭「よし澤」でおこなわれました。一瞬六本木ヒルズ内であることを忘れそうな、和の店構えが出現。店内には土鍋が並んでいて、いつもこちらでは土鍋で炊いたごはんが供されるようです。

「土鍋の場合、炊いたご飯を保温するのが難しくて、洗うのも大変。だいたい2~3年でヒビが入るので(土鍋は)消耗品です。また、土鍋でごはんを炊くとおいしすぎて太ってしまいます。」と、立派な陶器の土鍋を前に、店主の吉澤定久氏はおっしゃいます。

その吉澤氏が実際試して、実力を認めたのがタイガー魔法瓶の最新モデル「JPG-S100」に搭載する「一合料亭炊き」機能になります。「ごはんを1合だけ、おいしく炊くのは難しいのですが、一合料亭炊き機能を使うと、1合ぶんでもふっくら炊き上げて、なかなかすごいと思いました」とのこと。

開発にかかわったタイガー魔法瓶の辻本篤史氏が秘話を披露してくださいました。

「5.5合炊きと1合炊きを両立させるのは難しいですが、(1合炊きのときは)専用の中蓋を装着するので、一合炊きに適した“炊飯空間”になります。未知の部分が多くて、開発は大変でした。中蓋の位置や重さ、形状、穴の数など、試行錯誤を繰り返し作りあげました」

素人にとっては“炊飯空間”などの専門用語が新鮮で、パンフにあった「ごはんが“むっくら“炊き上がる」という形容詞も印象的でしたが、とにかくタイガーさんの“推し製品”であるのが伝わってきます。

「世界一おいしい1合炊きを実現できたと考えています」と、辻本氏。

その自信のもとになっているのは、売れているという事実。とくに50~60代の夫婦で、ふだんは1合炊きだけれど、子どもや孫が帰省したときは多めに5合炊く、というニーズに合致したそうです。中高年夫婦でもないし子どもが帰省する予定もないですが、そんな境遇でも炊飯器を活用できるのでしょうか。実際食べてみて思いを馳せてみました。

1/2ページ

最終更新:10/10(木) 20:47
GQ JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事