ここから本文です

【ラグビーW杯】中止2試合チケットは全額返金 経済的影響は大会幹部が否定「特にない。安全第一」

10/10(木) 13:44配信

THE ANSWER

国際統括団体と組織委員会が会見、13日開催は時間を遅らせることも検討

 台風19号接近の影響で開催困難が予想されるラグビーW杯1次リーグ最終戦の複数の試合について、国際統括団体のワールドラグビーと組織委員会は10日、都内で会見。12日のニュージーランド-イタリア(愛知・豊田スタジアム)、イングランド-フランス(神奈川・横浜国際総合競技場)の2試合を中止にすると発表した。日本-スコットランド戦を含む13日の4試合は台風通過後の安全性を調査の上、当日に判断する。9回目の大会で中止は初の決断となった。

【画像】日本大会で大流行!? 「絶賛の逸品」と海外メディアが紹介した“意外なメイド・イン・ジャパン”の写真

 今大会、豊田スタジアムは約4万人、横浜国際総合競技場は約6万人の規模で開催されてきた。ワールドラグビーと組織委は台風などの事態に備え、事前に保険に加入。国際統括団体ワールドラグビーのアラン・ギルピン統括責任者は「公正に行われるように検討したが、あまりにもリスクがある。全ての観客の安全を考えた。チケットは全て返金。日曜日(13日)の試合は全て実施を想定している」説明。保険会社の協力の下、チケットの払い戻しなどを進める方針で、払い戻し方法はチケットホルダーへのメールで案内される。

 経済的な影響について、ギルピン氏は「特にありません。安全第一で話してきました。経済的な影響は、保険の話を含めて今後話していきます」と語った。組織委は、中止とした12日の2試合は会場を変更し、無観客で行うことを検討していたが、課題が多く安全第一でやむを得ず判断を下したという。

 すでに9月20日の開幕から大きな盛り上がりを見せている今大会。来場者はすでに100万人を超えていた。試合開始時間を遅らせるかどうかについて、ギルピン氏は「凄く難しい判断。日曜日はしっかりと判断しないといけない。現時点では九州の会場は影響が出ないと考えている。花園が一番、時間が早い。遅らせることも考えている」とした。

 中止の試合は両チームに勝ち点2が与えられるが、B組3位から最終戦で逆転突破を目指していたイタリアはニュージーランド戦が中止になり、勝ち点12で無念の敗退。ニュージーランドは勝ち点16でB組1位、南アフリカが勝ち点15の同2位で順位が確定した。ともに決勝トーナメント進出を決めていたC組のイングランド-フランスが中止となり、イングランドが1位、フランスが2位通過となった。

 A組ではアイルランド-サモアか、日本-スコットランドが中止となれば、開幕3連勝で最終戦を残す日本は1次リーグA組突破(2位以上)が決まり、初の8強入りとなっていた。

【当初の12、13日の試合予定】
12日
ニュージーランド-イタリア(午後1時45分、愛知・豊田スタジアム)
イングランド-フランス(同5時15分、神奈川・横浜国際総合競技場)
アイルランド-サモア(同7時45分、福岡・東平尾公園博多の森球技場)

13日
ナミビア-カナダ(同0時15分、岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)
米国-トンガ(同2時45分、大阪・東大阪市花園ラグビー場)
ウェールズ-ウルグアイ(同5時15分、熊本・熊本県民総合運動公園陸上競技場)
日本-スコットランド(同7時45分、横浜国際総合競技場)

THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada

最終更新:10/10(木) 14:22
THE ANSWER

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事