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【ラグビーW杯】戦わずに敗退 イタリア主将が非情の中止に訴え「つらい」「こんな決定はおかしい」

10/10(木) 20:26配信

THE ANSWER

主将パリッセが主張「他のやり方を用意していないのはおかしい」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は10日、豊田スタジアムで12日に行われる予定だったニュージーランド―イタリアなど、2試合を中止にすると発表した。この結果、決勝トーナメント進出の可能性があったイタリアは戦わずして敗退が決定。愛知・豊田市内で会見に応じたセルジョ・パリッセ主将は「こんな決定はおかしい」と訴えた。

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 イタリアが台風に泣いた。勝ち点10で3位からニュージーランド戦で逆転突破を狙っていたが、中止により、両チームに勝ち点2が与えられる形に。ニュージーランドは勝ち点16、すでに全日程を消化していた南アフリカは同15で1、2位が確定。イタリアは勝ち点12で戦わずして敗退が決まった。

「素晴らしいチームと試合をする機会が失われたことはつらい」と語ったパリッセは「ニュージーランドがうちの試合で勝ち点4か5を取らなければならない状況だったら中止にならなかっただろう」と指摘。「こんな決定はおかしい。日本に台風が来るのは珍しくないのだから、(中止ではなく)他のやり方を用意していないのはおかしい」と訴えた。

 大方の予想ではニュージーランドの有利が予想されていた。しかし、36歳の主将は「みんなイタリアとニュージーランドの試合が中止になっても特に問題ないと思っているだろう。どちらにしても僕らが負けるからとね。でも、僕らもチームとしてリスペクトしてほしい」と置かれた立場を踏まえ、思いの丈を口にした。

 天候に関してのリスクマネジメントについても言及。「W杯は、別のプランを用意しておくべきだ。イタリアとニュージーランドが中止を望むのならいいが。何度も言うようだが、ニュージーランド(の決勝トーナメント進出)に(一定以上の)勝ち点が必要だったら中止にはならなかったはずだ」。逆の立場なら試合は行われていたと繰り返した。

 自身にとって5度目のW杯の最後はピッチに立つことなく終戦。142試合のキャップ数を増やす機会を失うことになるが、本人は「そんなことは関係ない。キャップ数のためにプレーしているわけではない。大事なのはチームだ」と語った。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/11(金) 14:44
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