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巨人・岡本和真内野手 V奪回を語るには欠かせないページ/2019年ベストゲーム

10/11(金) 12:02配信

週刊ベースボールONLINE

 5年ぶりのリーグV奪回を語るには、8月9日のヤクルト戦(東京ドーム)は欠かせない。原辰徳監督が「神がかり的。ページをめくるならば今日は相当なページ数」と表した奇跡の7点差大逆転が、原巨人の強さを証明した。

 4回表終了時点で0対7。敗戦ムードが漂い始めたところから、試合をひっくり返した大逆転劇の主役は若き四番・岡本和真だった。

 4回裏の坂本勇人の30号ソロを口火に、途中出場のA.ゲレーロ、岡本の連続本塁打など5発の一発攻勢で猛追。そして3点を追う8回一死一、二塁。「打席に入る前から、スタンドのファンの方の声援が今までで一番デカくて……。アドレナリンが出てきて、打てる気しかしなかった」。岡本が近藤一樹の外角直球を右中間席へ運び、この日2本目は起死回生の同点21号3ラン。場内の盛り上がりは最高潮に達し、延長10回に亀井善行がサヨナラ犠飛で決めた。7点差の逆転勝利は、2006年7月15日のヤクルト戦以来、13年ぶりだった。

 負けていれば2位・DeNAとはゲーム差がなくなり、3位・広島にも0.5ゲーム差まで詰め寄られていた、まさに崖っぷち。2本塁打でヒーローになった岡本も、「あの大逆転は自信になった。あきらめない気持ちでプレーすることの大切さをあらためて実感しました」と振り返る。一時は2位と10.5ゲーム差をつけながらも失速していたチームは、首位の座をキープして優勝まで駆け抜けた。1つの白星には違いないが、単なる1勝以上の意味を持った一戦だった。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:10/11(金) 12:02
週刊ベースボールONLINE

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