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サウンドバー市場に参入するB&Oは、音の力強さと美しさを兼ね備えた「Beosound Stage」で競合に挑む

10/11(金) 8:11配信

WIRED.jp

サウンドバーの市場は、とても競争が激しくなっている。ハイエンドなものからエントリーモデルまで、さまざまな製品が入り乱れている。だからこそ、バング&オルフセン(Bang & Olufsen、B&O)の新製品「Beosound Stage」で最も注目すべきは、同社がこのタイミングで初のサウンドバーを発表したことかもしれない。

【記事の全画像】バング&オルフセンのサウンドバー「Beosound Stage」

英国では10月末に発売予定のBeosound Stageは、バング&オルフセンらしいミニマルなスタイルに仕上がっている[編註:日本では11月発売の予定]。その美的センスは、2019年はじめに「ミラノ・デザインウィーク」で披露されたスピーカーが羽根のように開くテレビ「Beovision Harmony」から受け継がれている。デザインはデンマークのNORM Architectsとの共同制作で、シンプルな幾何学的な形状と天然素材が採用されている。

価格は1,250ポンド(日本価格は22万円)。フレームは、ナチュラルアルミニウムとブロンズトーン・アルミニウムから選ぶことができる。1,900ポンド(32万円)を払えるなら、伝統的な蟻継ぎで組まれたスモークオーク材のフレームを選ぶことも可能だ。

2種類のアルミニウム製フレームは、アルミニウム無垢材の押出成形でつくられているため、目に見える継ぎ目がない。スピーカーを囲むフレームの表面も、コントロールパネルを除いて何の装飾も施されていない。

スピーカーの前面を覆うファブリックは、デンマークのテキスタイルブランド「クヴァドラ(Kvadrat)」製のしゃれたデザインにアップグレードできる。透明感あふれるサウンドが損なわれることはもちろんない。

3Dサウンドにも対応

過去にバング&オルフセンのサウンドバーを見たことがある、と言う人もいるだろう。例えば、「Beolab 3500」や、16年発売の後継モデル「Beosound 35」といった製品だ。

こうした過去の製品についてバング&オルフセンは、形状が似ていることは認めながらも、サウンドの質やテレビとの接続のしやすさという点で、サウンドバーとして最適化された製品ではなかったと説明している。実際にBeosound 35は、ドアやスタンドの上に設置されることを想定して設計されていた。

バング&オルフセンはBeosound Stageを、いまの流行に合わせたかたちで、サブウーファーやサテライトスピーカーに頼ることなく、テレビ向けの没入感の高いサウンドを実現するサウンドバーにしたのだという。こうして個別の50Wアンプで駆動するスピーカーユニットを11基も備え、DSPに対応した3チャンネルのアクティヴスピーカーを簡単にテレビにつなげるシステムができあがった。

センターチャンネルのドライヴァーには、歪みを抑えて動きをよくする4インチのカスタムウーファー4基が搭載されており、迫力ある低音が楽しめる。センターチャンネルが担う中域から高域は、1.5インチのミッドレンジドライヴァー2基と、3/4インチのドームツイーター1基が対応している。

両サイドは1.5インチのミッドレンジと3/4インチのツイーターが隣接したバッフル型となる。これらを45度の軸外角度で配置することで、立体的なサウンドが生み出される。3Dサウンドといえば、最近のサウンドバーには欠かせない「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも対応したことで、自宅で映画館のような体験を楽しめると謳う。

さらに、5つのリスニングモードが用意されている。「TV」「Music」「Movie」「Night」、そして「None」(イコライザー設定がフラットでサウンドに手が加えられない)の5つだ。便利なのは、モードを選択したあとから、シンプルで直感的な「ToneTouch」イコライザーを使ってサウンドを微調整できる点だろう。バング&オルフセンのヘッドフォンを使ったことがある人なら、このイコライザーは使い慣れているかもしれない。

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最終更新:10/11(金) 8:11
WIRED.jp

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