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ミラノを沸かせた腕時計×アートの競演が再び!

10/11(金) 20:06配信

Pen Online

イタリアのミラノで今年4月に開催された、世界最大規模のデザインの祭典「ミラノ・デザインウィーク2019」。日本を代表する腕時計ブランド「グランドセイコー」は昨年に続き2度目の出展を果たしたが、好評を博したこのインスタレーション「THE NATURE OF TIME」が、スケールアップして東京にやってくる。

『THE NATURE OF TIME』東京展の詳細を見る

「THE NATURE OF TIME」は、「NATURE」という言葉がもつ「自然」と「本質」というふたつの意味を、すべての営みが自然の一部であるとする日本ならではの時間意識、そしてグランドセイコーが常に追求してきた時の本質と捉えたもの。この展示タイトルのもと、流れるように動く秒針を備えたセイコー独自の駆動機構、スプリングドライブが紡ぐ「移ろい流れ続ける時と、その永続性」を空間に表現。デザインの企画制作会社TRUNKを主宰する桐山登士樹をプロデューサーに迎え、クリエイターには、デザインスタジオのwe+(ウィープラス)とCGディレクターの阿部伸吾が起用された。

東京の街全体をミュージアムとする、デザインとアートの祭典「デザイナートトーキョー2019」。この公式プログラムとして、10月16日(水)から20日(日)まで東京・原宿のjing(ジング)で開催される『THE NATURE OF TIME』東京展は、ミラノでの展示のスケールを拡大し、「光に誘われる、時の流れの旅」を体感する空間として再構成したものだ。会場に足を踏み入れると、来場者を出迎えるのは阿部伸吾の映像作品「movement」。スプリングドライブのなめらかに動く秒針からこぼれ落ちた光の粒子が、観る者を日常の喧騒から解き放ち、“時間知覚”の緩やかな変化を感じさせる心の小旅行へと誘う。

続いて来場者を迎えるのは「FLUX」と題し、「流動、絶え間ない変化」をコンセプトにしたwe+のインスタレーションとオブジェ。まずインスタレーションでは、ダイナミックな映像を背景に、光を宿した流体の波紋が水面に緩やかに広がる。時の移ろいとはかなさ、“時間知覚”が可視化され、一人ひとりの中に流れる主観的な時間へと没入していく場となる。

そこから先に進むと、こより和紙に包まれた空間に「FLUX」のガラス製オブジェが置かれている。手に取ると、光る粒子と内部に収められたパーツが絡み合い、技術と感性が融合して生まれるスプリングドライブの世界観を感じとることができる。また会場では、グランドセイコーの代表的なモデルの展示も行われるとのこと。時というものが導く力、そしてグランドセイコーの世界観を体感することができる、魅力的な展示になりそうだ。

文:和田達彦

最終更新:10/11(金) 20:06
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