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19年落ちフェラーリの取説が謎すぎる! エンジンをぶん回し続けてはいけない理由とは?(連載:29歳、フェラーリを買う)

10/11(金) 21:11配信

GQ JAPAN

『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、付属マニュアルについてレポートする。前編は、取り扱い説明書以外の付属マニュアルについて。

【写真を見る】A4モノクロ・ペラ1枚の超希少な資料とは?

興味深い取説関連

ボクが購入した360モデナの場合、取り扱い説明書をはじめ冊子類の付属品はすべて揃っていて、スケドーニ社製のレザーケースに入れられていた。

ケースのなかにはフェラーリ純正マグライトや取り扱い説明書のほか、いくつかの冊子や紙も入っていた。ひとつは、正規ディーラーの住所や連絡先が掲載された冊子。表紙には『SALES AND SERVICE ORGANIZATION』と、記されている。

なんとこの冊子、全世界の正規ディーラーを掲載しているからすごい(すべて英文)。日本のみならずヨーロッパ、アメリカ、東南アジアなど世界中のディーラーが載っているのだ! ただし、掲載データは2000年当時のものであるが。

冊子の表紙うらには、3つの紙がはさまっていた。ひとつは、ふたつ折りの保証規定書である。当時の輸入元であるコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが保証の範囲や程度を明示したものだ。

適切な回転数とは?

あとのふたつは、F1マチックの操作ガイドである。ひとつは、ふたつ折りの日本語版。もうひとつは英語・イタリア語・フランス語の説明が載ったペラ1枚である。

日本語版を読むと、気になる記述がいくつかあった。ひとつは、「AUTO」モードの説明部分。

「通常のオートマチック車とは、操作が完全に異なりますのでご注意下さい。」

と、赤字で強調されている。2000年といえば、まだパドルシフトが珍しい時代。ゆえに、“完全に異なる”と、強く書かれたのだろう。

また、最後の注意書きには「エンジンの寿命をのばし、燃料のムダ使いを防ぐためにも適切な回転数で走行して下さい。」と、記されている。

とはいえ、適切な回転数がどれほどのものなのか記されていない。そこで、フェラーリ横浜サービス・センターの高橋工場長に訊いた。

「エンジン性能曲線ではトルクカーブのピークが4750rpmになりますので、適切なエンジン回転数は3000~5000rpmになります」とのこと。

ちなみに、適切ではない回転数で走り続けるとどうなるのか?

「高回転域で走りつづけるとウォーターポンプが正常に機能しなくなる可能性があります。結果、オーバーヒートする可能性が高まり、エンジンに負担がかかります。ただし、時々、高回転域までまわす分には問題ありません」

長く所有するためにも、今後は3000~5000rpmを意識して走行しようと思う。

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最終更新:10/11(金) 21:11
GQ JAPAN

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