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令和の時代にミステリー 大阪「正圓寺」の住職一家3人が蒸発!

10/12(土) 7:01配信

FRIDAY

「住職と奥さん、それから幼い娘さんまで、急に姿を消してしまったんです。誰に聞いても行方を知りませんし、携帯電話も通じない。そんな状況が、もう2ヵ月も続いています」(檀家の男性)

行方不明の住職や工事が止まったままの老人ホーム画像はコチラ

令和初のミステリー事件が、大阪の名刹「正圓寺(しょうえんじ)」を舞台に起きている。大阪市阿倍野区の聖天山に建つ正圓寺は、平安時代に開基された由緒正しき寺。3000坪を超える敷地を有し、地元でも親しまれている。そんな正圓寺のT住職が、今年8月中旬、お盆が明けた頃から行方不明になっているというのだ。

「T住職は50代前半で、人当たりのいい腰の低い人でした。ギャンブルに手を出したり派手に飲み歩いたりすることもなく、ひっそりと寺に暮らしていた。ただ、いまの奥さんと3年前くらいに再婚してからは、生活に困っていたようです。『必ず返すから』などと言って、200人ほどいる檀家からたびたびカネを借りていました」(前出・檀家の男性)

積もった借金を返そうと思ったのだろうか。T住職は寺の敷地内に特養老人ホームを建設する計画を立てた。総建設費10億円を超える大規模老人ホームで、昨年3月には実際に工事が始まった。しかし、着工から8ヵ月ほど過ぎた昨年11月、建設は突如ストップ。設計を請け負った設計会社の代表は、その理由をこう説明する。

「T住職と交わした契約は、大阪市からの補助金や行政法人からの借り入れで、建設費用を支払うというものでした。しかし、T住職が市へ提出した書類に不正があったとかで、補助金をもらう計画がパーに。建設費用が払えなくなったと言い出したんで、工事も止めたのです」

しばらく交渉を続けていたが一向に支払いの目処は立たず、建設会社と設計会社は損害賠償を求めて今年5月にT住職を提訴した。だが、その裁判の渦中、T住職は姿を消すことになる。

「今年9月に裁判があったんですが、なんと、T住職と代理人弁護士がそろって欠席したんです。うちの弁護士が連絡を入れたところ、向こうの代理人も『住職と連絡がつかない……』と困惑していたそうです」(同前)

裁判まですっぽかし、いったいT住職はどこへ消えてしまったのか。T住職の行方を聞くべく、本誌も代理人弁護士に連絡を入れてみたが、「守秘義務があるのでお答えできません」との回答だった。前出・檀家の男性が語る。

「T住職は、檀家だけでなく、かなり危ない筋からも借金をしていたと噂されています。実際、寺にヤクザ者が出入りしているところは、頻繁に目撃されている。夜逃げならまだしも、ヤクザと何らかのトラブルになったのかも……。みんな心配していますよ」

いずれにせよ、妻と子供までそろって蒸発したとは、尋常ならざる事態だ。ミステリーの解明が待たれる。

『FRIDAY』2019年10月18日号より

FRIDAYデジタル

最終更新:10/12(土) 7:01
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