ここから本文です

【ラグビーW杯】イタリアHC「受け入れがたい」 4大会出場のレジェンドは“引退試合”叶わず号泣

10/12(土) 9:07配信

THE ANSWER

オールブラックス戦が中止に、オシェイHC「誰もが感情的になった」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は12日に予定されていたニュージーランド―イタリア(豊田スタジアム)、イングランド―フランス(横浜国際総合競技場)の2試合を台風19号の影響で大会史上初の中止にすると10日に発表した。最終戦で王者ニュージーランドに勝てば、決勝進出の望みもあったイタリアのコナー・オシェイ・ヘッドコーチ(HC)は「自分たちの脚本は描けない。誰もが本当に感情的になった」と落胆に沈んでいる。英公共放送BBCが報じている。

【画像】台風問題の裏で大流行!? 「絶賛の逸品」と海外メディアが紹介した“意外なメイド・イン・ジャパン”の写真

 台風19号の影響で王者オールブラックスとの最終決戦の舞台に立つ前に敗退が決まってしまったイタリア。指揮官も落胆の淵にいた。

「我々にはチャンスがあったのだ。スポーツでは結果は神のみぞ知る。今朝の練習後にニュースを聞いた時には、皆感情的になったんだ」

 イタリアを率いるオシェイHCはこう語ったという。特に過去3大会に出場し、これが代表引退戦になるはずだった34歳のHOレオナルド・ギラルディーニは号泣したという。

「選手たちは国のために全てを犠牲にしてくれた。幕引きのためにピッチに立つことはできないのは、受け入れがたい。14年間、(ジラルディーニは)全てを尽くしてくれた。全ての試合に勝つことはできないから、困難な時期もあった。6か国対抗戦の最後に怪我をしてから、6か月間リハビリを続けてきた。家族と離れて、だ」

W杯にぎりぎりで間に合ったギラルディーニ、“引退試合”は実現できず

 ギラルディーニは9月26日のカナダ戦ではコンディションの問題で間に合わず。4日の南アフリカ戦では体調は戻ったが、アイルランド人指揮官は起用できなかったという。今大会はここまで不出場。プール最終戦が代表引退の一戦となるはずだった。

「自分の脚本は描けない。誰もが本当に感情的になった」と悲しみのチーム状況をHCは語っていた。

「台風の深刻さから、日本の当局も人々の移動を望んでいない。他の日にプレーすることはできないのか? 数日待つことはできないのか? だが、全ての可能性の吟味で疲弊している主催者を信頼するしかない」

 別日での開催を最後まで切望していたオシェイHCだが、主催者側の苦慮にも理解を示していた。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/12(土) 10:20
THE ANSWER

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事