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NBA渡邊雄太「小学生からの夢を叶える思考法」

10/12(土) 5:55配信

東洋経済オンライン

誰もが幼い頃に抱く「将来の夢」。その夢を実現させたいと願うものの、大きくなるにつれて、ほとんどの人たちが夢の実現を諦めてしまうのではないでしょうか。その一方で、夢を追い続け、見事にかなえる人たちもいます。「夢を諦める人」と「夢をかなえる人」――。両者の違いは何なのか? 
『「好き」を力にする』の著者で、「NBAプレーヤーになりたい」という幼少時からの夢をかなえた渡邊雄太選手(メンフィス・グリズリーズ所属)に、「夢の実現」に不可欠なものについて聞きました。

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■情熱が消えなかった理由

 「将来はNBAでプレーしたい」

 僕がそう思ったのは、小学2年生か3年生の頃でした。

 バスケ一家のわが家では、家族でしばしばNBAの試合をテレビ観戦していました。

 いまでもよく覚えているのは、初めてロサンゼルス・レイカーズの試合を見たときのことです。画面の向こう側では、こちらがワクワクするようなプレーが繰り広げられていました。プレーの技術が優れていたのはもちろんですが、それに加えて選手一人ひとりに華があるのには本当に驚かされました。

 体の大きな黒人や白人選手たちがコート上を走り回り、いとも簡単に豪快なダンクシュート、華麗な3ポイントシュートを決めていく。試合全体がとにかく楽しく、観客の熱狂も半端ではありません。

 「こんなにすごいバスケットボールの世界があるのか!」

 幼い僕にとって、その光景はあまりにも衝撃的で、気がつくとNBAのとりこになっていました。

 子どもというのは、何かを見てカッコいいと感じたら、すぐに憧れてやってみたいと思うものです。僕にとって、その「何か」がバスケットボールでした。

 大人たちは子どもの感受性に敏感になっておく必要があると僕はいつも感じます。幼いころに受けた衝撃や感動が大人になってからも気持ちを奮起させる源泉になるのですから、その影響は無限です。

 そうした「衝撃や感動」に巡り合えず、大人になってしまう人もいるかもしれません。しかし僕は、NBAに心底から感動し、それに対する情熱を大人になるまで持ち続けられたのです。これは本当に幸運なことだったと思います。

 小学生だった僕が好きだった選手は、レイカーズのコービー・ブライアントとシャキール・オニールでした。ダラス・マーベリックスに所属していたドイツ出身のダーク・ノビツキーのプレーにも魅了されたのを覚えています。

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最終更新:10/12(土) 5:55
東洋経済オンライン

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