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阿部慎之助「優勝決定直後に引退発表」「愛されキャラ設定」で醜聞もみ消し

10/12(土) 5:56配信

デイリー新潮

「テレビマンが社長になったからとはいえ、過剰演出が鼻につきます」

 と大手紙デスクが呆れるのは、巨人・阿部慎之助(40)の一連の引退寸劇だ。

 今年6月に就任した今村司球団社長(59)は、元日本テレビ役員。「ザ! 鉄腕! DASH!!」や「家政婦のミタ」などヒット企画を連発したことで知られる。

「“巨人の優勝決定直後に引退発表”というシナリオが事前に用意されていたようです。報道翌日にはホテルで記者会見の場が設定されていました。記者たちに阿部のユニホームが配られ、もちろん着ないわけにはいかず……“マスコミにも愛された慎之助”の演出に乗せられてしまいました」

 会見後、坂本らが“ちょっと待った!”と花束を抱えて会場に現れると、阿部は“何だよ、そのサプライズ!”。こっちにはコントにしか見えなかったのだが。

 ライバル球団もそこに一役買った。

 現役引退が発表された日に甲子園で行われた阪神戦。代打出場の阿部に対した藤川球児(39)は直球勝負。阿部は豪快に空振り三振と相成った。これには阪神ファンも拍手喝采で慎之助コールまで湧き上がった。

「チームメイトに愛され、記者に愛され、敵チームにも愛され……というキャラクター設定に成功。過去の醜聞をかき消し、監督就任に弾みがついた。来季は、現在空位のヘッドコーチ格で入閣し、原監督の契約が満了する2年後に監督就任、というのが既定路線です」

 無理矢理引退させられ、ボロボロのチームをあてがわれて、失意のうちに退任した高橋由伸前監督とは雲泥の差のようで。

「週刊新潮」2019年10月10日号 掲載

新潮社

最終更新:10/16(水) 15:35
デイリー新潮

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