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聴覚障害者を装う外国人“旗売り”が急増中 30円の日の丸が500円のぼったくり

10/12(土) 6:00配信

デイリー新潮

 聴覚障害者と称する外国人から、日の丸が描かれた旗を500円で売りつけられるケースが急増しているという。日本人の“人の良さ”につけこんだ巧妙な手口の実態に迫る。

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 最初に断っておくと、本稿は障害者の方々への差別を助長する意図は毛頭ない。2018年秋ごろからTwitterなどで報告が相次ぐ詐欺行為についての記事である。その手口は、

〈私たちは聴覚障害者です。私たちの旗を500円で購入していただければ素晴らしい日本を知ることが出来ると思います〉

 という文言が書かれたカードとともに、外国人が日本の国旗を売りつけようとするものだ。場所は道端、ファーストフード店や居酒屋など様々だ。

 その旗はアマゾンで買えば1本30~40円程度の代物だ。Twitter上では、「断ったら外国人に舌打ちされた」「仲間同士では普通に会話していた」などと、実際には聴覚障害者を装った「新手の詐欺」として注意喚起を促されている。

 このような話を聞くと、読者の中には「こんないかにも怪しい手口に引っかかる人がいるの?」と思う人もいるだろう。しかし、いざ実際にその場面に遭遇すると、「障害者だから強く断れない」「少額だし、人目も気になるから」「外国人に日本のことを嫌いになってもらいたくない」と、様々な理由から買ってしまう人も少なくないという。

 実際に声をかけられた男性(34歳、東京都在住)は、当時の様子をこう語る。

「大久保の中華料理店で昼食をとっていると、聴覚障害者だという白人女性が店に入ってきて、日本国旗を買わせようとカードを見せてきました。なんだか怪しかったので断りましたが、もちろん罪悪感はありましたね。その店の店主は、僕ら客の前で障害者を邪険にするわけにもいかず買ってあげていましたが、おそらくそれも彼女らの作戦だったのでしょう。乱暴な言い方かもしれませんが、もし本当に金が必要なら、カードに『私は聴覚障害者です。このお店で働かせてください。お願いします』って書いた方がまだマシでしょう。500円の旗を売るのも店で働くのも、同じ“就労”ですからね」

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最終更新:10/12(土) 11:51
デイリー新潮

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