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映画『紅の豚』、『風立ちぬ』の世界の中でベルトーネ・デザインに浸る──イタリア・ヴォランディア飛行機博物館

10/13(日) 21:11配信

GQ JAPAN

世界の名所を、クルマ好き男子がひとりで訪ね歩く旅。ちょっとマニアな視点で名所を切り取り、いつもの旅にクルマのエッセンスを加えたい人へ向けてレポート。第8回はミラノ・マルペンサ空港の隣りにあるヴォランディア飛行機博物館をご紹介。マルペンサ空港から帰国する際に、ぜひゆとりをもって訪れることをおすすめします。

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イタリア旅行最後に訪れるスポット

イタリアを旅するとき、成田からの直行便が就航しているミラノの空港を利用すると便利だ。帰国便は午後3時くらい。そこでイタリア滞在最終日の午前中を有意義に過ごすことができるスポットを紹介しよう。ちなみに、ミラノには中央からほど近いリナーテ空港があるが、日本からの直行便がある空港は、ミラノから北西に40kmほど離れた場所にあるマルペンサ空港だ。

ミラノがあるロンバルディア州は、かつて航空機産業が盛んだった。スタジオジブリの映画『風立ちぬ』に登場するジャンニ・カプロニが創業した航空機メーカーをはじめアグスタ、アエルマッキ、SIAIマルケッティなどもこの地で創業している。

そしてカプロニ社の旧施設を博物館として再利用しているのが、ここで紹介するヴォランディア飛行機博物館である。収蔵されている飛行機などの展示も見どころ満載だが、敷地内の建物自体も往時を偲ばせて見応えがある。

かつてのカプロニ社の建物は相当年季が入っており、エントランスの建物も木造の梁などが当時のままの姿でむき出しで風情がある。ヴォランディア飛行機博物館は、航空機などの収集と保存・展示だけでなくカプロニの旧施設建物の保存も行っているのだ。入場チケットを購入してさっそく博物館内へ。

最初に楽しませてくれるのは、タラップを模した階段だ。まるで飛行機に搭乗するかのような気分で博物館内へ入場する。階段を登った先に広がるのは、飛行機やヘリコプター、そしてケースに入った数多くの航空機のミニチュアモデルたち。大掛かりな鉄道模型のジオラマは圧巻。

そして次のエリアがカプロニのワークショップとなる。実物の飛行機だけでなく、エンジンやプロペラなどの部品が展示されていると同時に、そうした展示物を整備している人を見ることもできる。このカプロニのワークショップエリアを出ると、広大な敷地内にある展示を自由に閲覧することが可能になる。

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最終更新:10/13(日) 21:11
GQ JAPAN

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