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【ラグビーW杯】台風一過で白熱 トンガ、後半3トライ逆転で今大会初勝利 米国は4連敗で最下位決定

10/13(日) 16:40配信

THE ANSWER

C組米国―トンガ、ともに敗退決定も熱戦

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、大阪・東大阪市花園ラグビー場でC組の世界ランク16位・トンガが同13位・米国を31-19で下し、1次リーグ最終戦で今大会初勝利を飾った。台風19号の影響で中止が懸念された一戦だったが、無事に開催し、両国の選手や会場のファンが犠牲者に黙祷を捧げた。試合は台風一過で白熱した展開となり、トンガがC組4位、4戦全敗の米国が最下位で終えた。

【動画】両国の選手、会場のファンが、ともに祈った…米国―トンガ戦の試合前に行われた黙祷の実際の様子

 両者とも敗退が決定しているが、今大会最後の試合を思う存分にプレーした。晴れ渡った空の下、先制したのはトンガだった。前半16分、敵陣残り残り5メートルからの攻防で最後はPRシッグフリード・フィシホイが相手ディフェンスを突き破るタックルでトライを奪った。コンバージョンも決めて7-0と主導権を握った。

 すぐさま米国も反撃した。前半18分から途中出場したマイク・テオが20分にトライ。25分にも右サイドの大外でパスを受けてインゴールに飛び込んだ。出場7分で2トライ。12-7で逆転した。一進一退の攻防が続くと、トンガは34分にゴールに迫る。しかし、最後は残り数十センチのところでPRシッグフリード・フィシホイがノックオン。得点にはつながらず、12-7で前半を折り返した。

 後半は、逆転を狙うトンガが10分にペナルティゴールを決めて10-12。さらに17分、トンガは自陣から前方に大きなキックパスを送ると、相手ディフェンスとの競争を制した末にパスをつなぐ、最後はCTBマリエトア・ヒンガノが、思い切りよく飛び込むトライで逆転に成功。21分にもトライとコンバージョンで24-12と差を広げた。

 米国は終盤36分にトライとコンバージョンで6点差に迫る。1トライ、1ゴールで逆転できる位置。しかし、ラストワンプレーでトンガがトライを決めて突き放した。

 12日に日本を襲った台風19号。会場では試合前に犠牲者へ黙祷が捧げられた。肩を組んだ選手たちだけでなく、観衆も目をつぶって下を向く。海外から訪れたファンも犠牲者を追悼した。両国とも敗退が決定しているが、今大会最後の試合を前に日本への思いを馳せた。

 米国とトンガは大会未勝利同士で、ともに4位以下が確定していた。同組はイングランドの1位、フランスの2位、アルゼンチンの3位も決まっている。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/13(日) 17:00
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