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【懐かしの東京モーターショー 08】1981年、MX81は10年後のファミリアを目指してベルトーネが手がけた

10/14(月) 15:00配信

Webモーターマガジン

クルマの多様化や機能による分化が進む

1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に紹介しよう。今回は1981年の第24回ショーを振り返った。

【写真】マツダ MX81以外の展示車を見る

1981年の第24回東京モーターショーは、各社とも開発が進む電子技術を意欲的に出品してきたのが目立つ。また、レジャービークル(RV)の種類が増え、クルマの多様化や機能による分化が一段と明確になってきた。エンジンは前回のセドリックに続き、三菱がフルラインターボ体制を整え、ダイハツがシャレード デ・トマソ ターボを参考出品するなど、ターボ時代の到来を強く印象づけている。

マツダ MX81

「ファミリアの10年後はどうなっているか」という命題を与えられたカロッツェリア・ベルトーネが出した答えが、このMX81だった。当時の記事は「完全なフラッシュサーフェスボディに、リトラクタブルライトとコンシールドワイパーを組み合わせて空気抵抗を減らしたエクステリアは、かつてのスーパーカーを彷彿とさせる」と評している。驚異的なのはステアリングホイールがなく、モニターを装備したインパネ自体が回転すること。回転数、燃費などの情報はモニターに3次元表示されるとアナウンスされた。後方の障害物を確認するレーダーも搭載している。

トヨタ RV-5

ターセル/コルサのシャシを使った4WD実験車として登場。高い車高、ガルウイング風に開くリアクオーターウインドーや大きなハッチゲートなどでRVの使いやすさと楽しさを訴求した。室内はリアシート横にビデオシステムを置き、4座目はその後方に横置きするなどショーモデルの域を出ないが、TVやビデオの搭載などを含め遊び道具としての楽しさは伝わってくる。スタイリングはほぼそのままで市販用に手直しされた後、1982年にスプリンターカリブとして発売された。

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最終更新:10/14(月) 15:00
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