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病院では「ゾロ」を知らないと損をする?医療業界のウラ用語

10/14(月) 15:45配信

bizSPA!フレッシュ

 社会人になると、お酒の飲み過ぎや仕事のストレス、会社の健康診断などで、医療機関のお世話になることも増えてくるでしょう。

 そんな時、看護師の会話に耳を澄ませてみると面白いかも? 今回は、医療業界用語を見ていきましょう。

Q.「ゾロ」って何?

「ゾロでOKですか?」

 もちろん漫画『ワンピース』の登場人物ではありません!

A.ジェネリック医薬品

「ジェネリック医薬品」のことを業界用語で「ゾロ」、または「ゾロ薬」と言います。

 そもそもジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が満了した後に、新薬と同じ成分で製造された「後発医薬品」のことです。新薬と同じ効き目があるかどうか試験し、厚生労働省の承認を得て発売されます。

 新薬の特許期間が終わると、後発医薬品がさまざまな製薬会社からゾロゾロ……と発売されることからゾロと呼ばれるようになりました。新薬よりも開発期間が短く済むため、価格を安く抑えられることができます。

 政府は医療費削減の観点から、ジェネリック医薬品を推奨しています。しかし、薬剤師の中にはジェネリック医薬品に対して疑問を持つ人もいます。成分が新薬と同じでも、製造方法や添加物の詳細は製薬会社によって異なるため、品質に問題があったり、予期せぬ副作用が起こるのではないかと考える人もいるからです。

 その点も含めて、看護師や薬剤師の説明を受けた上で、選択することが大切です。

Q.「ラウンド」ってどういう意味?

「ラウンド行ってきます」

 何の戦いなのでしょうか?

A.(病棟の)見回り

 看護師が夜間に病棟の見回りをすることを「ラウンド」と呼びます。病院によって異なりますが、基本的には消灯時間後に2時間おきを目安に、患者がちゃんとベッドにいるかという所在確認や、異変がないかどうかなどの確認が行われます。

 ときには患者がベッドから落ちてしまったり、こっそり物陰に隠れて驚かせたりといった仰天エピソードや、ラウンド中の心霊現象が語り継がれる病院もあります。

 患者が転倒していたり、不快だからと点滴を抜いてしまったりすることがあると「インシデント(医療事故未満の偶発事象)」として、看護師は報告書を作成しなくてはなりません。

 ただでさえ忙しい中、インシデントが頻発すると、看護師の疲れが倍増するそう。もし入院することがあったら、無理な行動は控え、ナースコールで補助を頼みましょう。

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最終更新:10/14(月) 15:45
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