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車いすに乗る人も運転を可能に! トヨタとホンダのサポート用アイテムや福祉車両

10/15(火) 10:10配信

Auto Messe Web

障がい者の「運転したい」に応える装備

 車いすでの生活を余儀なくされた人のなかにはクルマやバイク好きが多く、障がいを持っていても運転したいとの意欲が強い人もいるだろう。

トヨタの車いす自動収納システム【画像】

 その手助けとなるのが、自ら運転することのできる福祉車両や後付けのサポートシステム。国際福祉機器展では、そんな彼らの夢を叶えるさまざまな提案が行なわれていた。

ホンダの運転補助装置”テックマチック”

 ホンダは、初代NSXの時代から障がい者が運転できる操作手段を提供。レース中の事故で下半身不随となった元F1レーサーのクレイ・レガッツォーニのテレビCMまで放映したことがある。

 元2輪ロードレース世界選手権(WGP)のライダーで、転倒により下半身不随となった青木琢磨も、巧みにクルマを操り、日常生活はもちろん、4輪レーサーとしてパリ~ダカール・ラリーに参戦。今夏の鈴鹿8時間耐久ロードレースの企画として、21年ぶりにバイクで鈴鹿サーキットをデモ走行し、2輪への復帰に意欲を見せた。

 このように、障害を持っていても自ら運転を楽しみ、また社会へ出ようとしている人がある。ホンダは、国内メーカーで唯一、自社で運転補助を行う器具を開発しており、これを「テックマチック・システム」と呼ぶ。

 現在はフィットのみへの対応となっているが、片手が不自由な人向け/右足が不自由な人向け/そして、両足が不自由な人向けの3種類が設定されている。

 日本全国のホンダカーズ販売店で、それら装置を取り付けることができる。基本的には新車購入の際の注文となるが、現行車種に限り、車両購入後に事故などで不自由になった人の相談にものってくれるようだ(中古車購入への対応は行っていない)。

 ただし、現在フィットはモデルチェンジ時期を迎えており、現行車での注文は受けられず、新車が登場すれば再開できる予定だという。

 手だけ、あるいは足だけなどで、運転操作を行うとはどのような感覚であるのか。ホンダのテストコースで試したことがある。少なくとも手だけでの運転は案外やりやすかった。

 また、両足のみでの運転も、少し練習をして慣れてくれば乗りこなせなくはない。1~2日練習すれば、自分で運転できるようになるのではないか。

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最終更新:10/15(火) 10:10
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